＊《２》 ページ19
ジャンヌちゃんが聞くとAちゃんは立ち上がって、ジャンヌちゃんを抱きしめる。
「ジャンヌ……すき」
「え、えぇっ……！？」
顔を真っ赤にして狼狽えるジャンヌちゃん。
まあそれもそうだよねぇ、好きな人に急に抱き着かれて好きって言われたら誰だって……っていうか、この状況不味くない？
男なの僕だけなんだけど。
「ゴメン！遅れた！
ドットモンスター達が何かテンション上がって暴れだして、さ……」
「ごめーん、お肌と工作アームズのメンテナンスに結構時間かかっちゃっ、て……」
次にドアを開けて入ってきたのが、アタリくんとテスラちゃんで……あっ。
「あの、Aさん、今はっ」
「ん……」
「……っ！」
僕とリリカちゃんがいるにも関わらず、アタリくんとテスラちゃんが来たにも関わらず、Aちゃんはジャンヌちゃんを壁に押し付けて、深く口付けを交わしている。
「えええっ、ちょ、何この状況！？」
「お取り込み中だったかな？ごめんねー！」
「待って！僕は関係ない、って、テスラちゃん待ってー！？」
思いもよらない展開にアタリくんは顔を真っ赤にしてて、テスラちゃんは明らかに何かイタズラを思いついたような顔で部屋を出ていった。
テスラちゃん、みんなに言いふらす気だなっ！？
それで僕がそういう奴だったと誤解されるのもいよいよもって本当に不味いし、なによりこの状況をアタリくんとリリカちゃんが見てるっていう事実も不味い。
……リリカちゃんは察して両手で目を覆ってるけど。
「……あっ、アタリくんも！駄目だよ！」
「オレそんなつもりじゃ……！」
「分かってる、っていうかこれ止めなきゃ駄目じゃん！みんな助けてー！」
その後なんやかんやあって止められたのは良いものの、テスラちゃんが不在なのと良くないものを見てしまった後の微妙な気分により、バトルは中止になりましたとさ。
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"……あのひとは、わたしの、うたを、ほめてくれるの"
"んー、うんうん、分かるよ。
君って歌上手いもんねぇ"
"うたうのは、すき"
"そりゃあ、好きでなきゃここまで上手くなれないと思うよ？
好きこそ物の上手なれ、って言葉があるしね〜"
"あの人にほめられるのは、もっとすき"
"……Aちゃんはジャンヌちゃんのことが大好きなんだねぇ"
"わたし……ジャンヌが、すき"
"うんうん、分かる分かる"
【Ｄ】リリカ、主人公やめます。《１》【リリカ】→←【Ｅ】わたしのすきな、せいじょさん《１》【マルコス'55（＆ジャンヌ）】※百合表現有
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レウィシア(プロフ) - マルリリさん» わぁ……！ありがとうございます。そう言ってくれる人が一人でもいらっしゃるだけで、私の心はとても救われます。これからも書いていきますので、どうか末永くよろしくお願いします……！（最敬礼） (2017年10月23日 20時) (
レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
マルリリ - ハロウィンの話メチャクチャ面白いというか、全部の話が面白いです！更新頑張ってください！！ (2017年10月23日 1時) (レス) id: 5ef7ab9b35 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - トーク機能を使うことで会話がかわいらしくなるあら不思議。 (2017年10月20日 0時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - まだお話も書いていないのに評価とお気に入り登録が来ていて驚いています……。ありがとうございます。（最敬礼） (2017年10月14日 11時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - 雪兎(うさぎ)さん» わぁひ。そう言ってもらえると私もとっても安心出来ます。ありがとうございます……！ちなみに私は全天もディーバもノーガードも持っておりません。← コメントありがとうございました。（最敬礼） (2017年10月14日 11時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レウィシア | 作成日時：2017年10月13日 19時
