【E】わたしのすきな、せいじょさん《1》【マルコス'55(&ジャンヌ)】※百合表現有 ページ18
・ジャンヌはあまり出てきません。
*
今日はリリカちゃんに誘われてバトルの約束をしてたんだ。
勿論最善の準備をして、控え室に来た訳なんだけどね?
張り切り過ぎて早く来過ぎちゃったんだよ。
「……」
「ちょっと、座りながら寝ると体勢きついよ?
まあ僕もやっちゃうけどさ」
「……」
それで、中に入るといたのがAちゃん。
ジャンヌちゃんと約束してたから早く来過ぎちゃったんだって。僕と一緒だよね。
それで暇つぶしに話をしてるんだけど、Aちゃんたら、ジャンヌちゃんの話が止まらないんだよ。
……実はこの前、ジャンヌちゃんとAちゃんがこの控え室のベッドであんなことやこんなことを致してたのを偶然、ほんとたまたま偶然通りかかって、ドア越しに音声だけ聞いちゃった訳だけど……ああそれでだね、何となく二人がそれくらい仲良いって事は知ってるんだ。
(同じ部屋にいるって考えたら、ちょっと居心地悪くなってきちゃったかも……。ほんとごめんね、ジャンヌちゃん。)
「……しぃちぃあむ、らうだす、みあいん、かんといん」
「んー、うんうん、分かるよ。
君って歌上手いもんねぇ」
「みぃさぁたす、かんたーどん」
「そりゃあ、好きでなきゃここまで上手くなれないと思うよ?
好きこそ物の上手なれ、って言葉があるしね〜」
こうして喋ってる間にも、Aちゃんの瞼は何度も閉じかけて、眠そうにしてるんだ。
こんなので戦えるのかなって思うけど、実際戦ってみると本当に強い。
最近のゲームの強キャラって何かこんな感じだよね。
本当に強い子は、一見すると全然強く見えないし、そんな雰囲気もない。
「みーさぁたすえすてぃ、らうだぁた」
「……Aちゃんはジャンヌちゃんのことが大好きなんだねぇ」
「み……あーます、じゃんぬ」
「うんうん、分かる分かる」
そのふにゃっとした笑顔も、バトルのときの強さとは結びつかないような、ただ幸せだけを表した笑顔なんだ。
「あっ、もう来ていたんですね。お待たせしました」
「ごめんねマルコスくん!ジャンヌさんと来てたの!」
控え室のドアが空いて、ジャンヌちゃんとリリカちゃんが入ってきた。
僕の大好きな人と、Aちゃんの大好きな人。
「全然待ってないよぉ〜!とっても楽しみにしてたし、Aちゃんとお話してたしね!」
「あっ、Aさんも来てたんだね?」
「何のお話をしていたんですか?」
*《2》→←【B】I kill light,make Night!!【ジャスティス】
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レウィシア(プロフ) - マルリリさん» わぁ……!ありがとうございます。そう言ってくれる人が一人でもいらっしゃるだけで、私の心はとても救われます。これからも書いていきますので、どうか末永くよろしくお願いします……!(最敬礼) (2017年10月23日 20時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
マルリリ - ハロウィンの話メチャクチャ面白いというか、全部の話が面白いです!更新頑張ってください!! (2017年10月23日 1時) (レス) id: 5ef7ab9b35 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - トーク機能を使うことで会話がかわいらしくなるあら不思議。 (2017年10月20日 0時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - まだお話も書いていないのに評価とお気に入り登録が来ていて驚いています……。ありがとうございます。(最敬礼) (2017年10月14日 11時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - 雪兎(うさぎ)さん» わぁひ。そう言ってもらえると私もとっても安心出来ます。ありがとうございます……!ちなみに私は全天もディーバもノーガードも持っておりません。← コメントありがとうございました。(最敬礼) (2017年10月14日 11時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レウィシア | 作成日時:2017年10月13日 19時