二人の狐 [宮兄弟] (ページ22)

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郷愁ページ22

あの一件で、周りの女子からの視線が痛くなった。

『なぁ一香ぁ～マネやるってどんな感じなんだろ。』

そんなこと気にしてたら人生めんどくさい訳で、
堂々と廊下でグングンヨーグルト飲みながら一香と話していた。

一香「ん～？事なかれ主義のAにしては珍しいなぁ」
一香がニヤニヤしながら私を見る

『、、、、別に、春高優勝ってのも、、無茶だし、、』

昨日、私が言ったことに少し後悔をした。
春高優勝じゃなくて、春高までの予選にしとけば良かったな、とか、、、

「、何が無茶だって？」

後ろからした声にびっくりする。

『はぁ、倫太郎か、、』
振り向くとまた後ろに倫太郎がいて、

角名「何で残念そうなんw」

一香「A、昨日侑くんに宣戦布告したんよ、
春高優勝、ってんで侑くんが謎に「じゃあマネやってや」ってなったちゅうこと」

『そんな簡単に言ってないよ、』

角名「そうだね、春高優勝ってのを簡単に言ってもらっちゃね、」

『、だね、、、すっごい後悔、、、一旦東京戻ろっかなぁ、、、』

昔良く河原でお世話になった2人を思い出す。

一香「あっ、そっかA元東京だもんね、どこだっけ、あの、あの、えっと」
一香が篭る

角名「音駒、、、、」

ﾊﾞｯｯｯｯ

勢い良く角名の方を見る

『、、、何で知ってん、』

角名「いや、対戦相手にいたなって思って、、」

一香「角名くんエスパーか」

『そうだなぁ、、、一旦、マネ見習いますか、パパに頼んで一回、、、』

一香「えっっ！！A東京行っちゃうん！？いややで！？」