日常 ページ2
キーンコーンカーンコーン♪
チャイムが鳴って、勢いよく、、、ではなく普通に立ち上がる。自然すぎて誰も気づかないくらい普通に。長年やってきた成果。誰も気づかない。
、、、、一香を除いては、、、
「A!!」
真っ先に一香は私の方に走ってくる。席反対側なのに走ってくる。机を避けて。よくそんなめんどくさいことできるよね。
「逃げられると思たかあ!!共に弁当を喰らおうや!!」
『一香、、、目立つ。声大きい』
「おっと!すまんすまん!」
と言い、全然小さくなってない、むしろ大きくなった声でガハハと豪快に笑う。
重田 一香。
彼女は同じクラスのムードメーカー(らしい
とても明るくて進んでめんどくさい事をやりたがる子。
入学式の後に、
「あれ!君もしかして眼鏡なし時美人ちゃん??」
と意味わからないこと言って近づいてきた。席こっち寄せないで。
「この後の部活体験一緒行こうや!Aちゃん!」
何気にサラッと名前知られてるし。
『私めんどくさい事嫌だから、帰宅部。』
と言った後の彼女の輝いた目、、、めんどくさいことになるなあ、って思いながら見てた。
案の定、彼女は私を目立たせたがる。
「見ぃや!この子かわええやろ!」
とか言って、同じクラスの男子に私を押し付ける。
「あ〜そうやな。でも俺、元々しっとったで?」
って一香見ながら言ってきた日には自分を殴りたくなる。
一香口説きたいなら直接言え
そう思ってたら、眼鏡を一香に取られた。
「Aの眼鏡横取ったり!その美人みせえ!!」
と言って取られた。
乱暴にとられて痛かった。俯いてたら、
「え、、、ごめんAちゃん、、、返す、、、」
『や、、別にいいけど』
って言って上向いたら、
「「「「っっえっっっっっっっっ」」」」
みんな私のこと見てた。本当に、シーンって言う効果音ついてそうなくらい静か。目立つの大っ嫌い。
1人の男子が、「お前、、、眼鏡とったらめっちゃ綺麗なのな///」
って、、、
『ごめん、ちょっと何言ってるかわからnじゃなくて、お世辞にも程があるって』
ため息ついて眼鏡かけたらみんな、いつも通りや、、って関心してた。ホント意味分からん。
あと、女子に囲まれながらこっち見とるヤツも意味分からん。見んかったことにします。
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はーーい☆もうここからキャラ崩壊開始☆
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作者名:ハッピーキャンディ | 作成日時:2020年8月13日 16時