揺れる気持ち〈うみげん〉 (ページ31)

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腰の痛みで目が覚めた

知らない天井

散乱するティッシュ

なんだが見覚えがあるこの光景

唯一違うのは

隣で寝ている海人

そっか……私、海人と…

そんなことを考えたのも束の間

時計は6時

今日は木曜日、仕事がある

そう思い慌てて海人を揺さぶる

「海人、海人！かーいーと！起きて、朝だよ！」

んん…と寝返りを打つ海人

そうだった、海人朝弱いんだった

高校の時は遅刻魔でよく怒られてたっけ

なんて思い出しながら海人を必死に起こす

「ん〜、、おはよ」

寝惚けた海人はふにゃと笑った

「ほら、仕事！準備して！」

まだ眠たそうに目を擦る海人をそのままに私は部屋を片付ける

散乱したティッシュに私もまだまだ若いな、なんて思ったりして

私が朝食用におにぎりを作っていると海人が寝室から出てきた

「A〜、朝ごはん…？」

後ろから抱きついてきた

「おにぎりとお味噌汁しかないけどいい？」

「うん、ありがとう」

朝からAのご飯食べれるとかラッキー、なんて言ってる

「あ、シャワー浴びてったら？」

ご飯を食べ終わった頃海人に言われた

時計を見ると6時45分頃

まだ時間的に余裕はある

海人の言葉に甘えさせてもらいシャワーを借りた

髪を乾かし、軽くメイクをする

支度を全て済ませた頃

「あれ、もう行っちゃうの？」

「うん、今日会議あるから準備しなきゃいけなくて」

「そっか、頑張ってね」

そう言う海人にありがとうと告げ、玄関を出た

彼氏が出来て同棲したらこんな感じなのかな

なんて想像して1人で恥ずかしくなり、早足で会社へと向かった

≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈
ご覧いただきありがとうございます。
昨日から書き始めたのですか想像よりも好評でとても驚いております、、、！
皆さん、うみげんが好きなんですね^^
私のトラジャの推しはうみでも元太くんでもないんですけどそういう方って結構多いんですかね？

話は変わりますがうみげん書き終えたら次は学園モノも書きたいなあなんて思っております！
良ければそちらもチェックしてみてください！

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