【妖怪ウォッチ】転生したらスタンド持ってた (ページ25)

今日:6 hit、昨日:20 hit、合計:9,320 hit

第二十話ページ25

俺達はクエストを終えてコンビニの前を通った、すると…

A『…なんかこのコンビニ、客が少ないな…』

くさなぎ『何か買ってくか？』

ケータ『ジバニャンは何が欲しい？』

ジバニャン『チョコボーにゃん！』

A『じゃあ俺が払うよ。』

ジバニャン『ありがとにゃん！』

そしてレジに着くと…

A『すいません、これ貰えますか？』

店員『え？』

A『え？』

店員『お客様ですか？』

A『はい…そうですけど…』

店員『実は全然お客様が来なくて…商品です。』

A『ありがとうございます…その頑張ってください。』

店員『ええ…』

コンビニを出ると…

A『買ってきたぞ…何しての？』

ジバニャン『ナゾの立て札にゃん！』

ケータ『ここに妖怪を呼び出すみたいです。』

くさなぎ『それでケータはひも爺を友達にして連れてきた訳だ。』

こうしてサークルの中にひも爺が座ると…

『ちょっと腹が減ったな…』

『…新商品美味しそうね…』

『喉乾いたし、コンビニでも寄ってくか…』

店員『本日より全商品を値下げ致します！』

九隆『…クエストクリアだな。』

A『だな…じゃあ今日は帰るか？』

こうして俺達は家に帰った…

―――――――――
某所にて

『なかなかイカした奴ではなイカ。』

黒衣を着たこの男性は、目の前の異形を独特な口調で表現した。

『まめぇぇぇぇ！！』

緑色の"身体にも目を複数持つ"異形は高らかに雄叫びを上げた。

男性『まあまあ落ち着け、吾輩はお前を助けに来たのだ。』

異形『おまめぇぇぇ！！』

緑の異形は灼熱の息を男性に放った。

男性『助けに来たのに攻撃するとは、イカがなものか！？』

異形『まめ？』

自分に攻撃しない男性を見て不思議に思ったのか、異形は攻撃をやめた。

男性『ようやく落ち着いたか…吾輩はとある女を追っていているのだ。その為にお前の力が必要だ。』

異形『おまめ。』

男性『…これはいいぞということか？ん？』

男性が異形の思考を考えていると、通信端末が鳴り響いた。

男性『吾輩になにかようか？』

『目標は仲間にできたか？』

男性『もちろんだ、吾輩を誰だと思っている？』

『最初からお前の力を信用している…その為にわざわざ封印を解いたのだからな…』

男性『そう言われると照れるではなイカ。』

『ひとまず本部に目標を連れて戻ってこい。』

男性『ああ、ところでアリスは見つかったのか？』

『まだだ…それも本部で話す…』

物語が加速する…