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第十五話 ページ19

エッフェル塔の前で俺達はマリーさんと戦う…初めはマリーさんは笑っていた…
だが次第に笑顔から真剣な顔に変化した…俺達はマリーさんに手も足も出なかった…

マリー『降参かしら?』

ジバニャン『まだにゃん!俺っち達が諦めたらエミちゃんやケータが嫌な思いをするにゃん!』

マリー『…覚悟があるのね…』

A『はあぁぁぁ!』

くさなぎ『てやぁぁぁ!』

俺はライテイの鞘をマリーさんに当てた…くさなぎもマリーさんにかすり傷を与えた…

マリー『合格ね…覚悟も肝も加わっているんだし…九隆を止めに行きましょう!うんがい鏡!』

うんがい鏡で俺達はドイツに移動した。

マリー『ここが九隆の屋敷よ…多分、生物兵器が彷徨いてるわよ…』

夏海『今更怯えてもな…』

爆龍『早く行きましょう!』

A『邪魔するぜ!』

俺はドアを蹴り壊した…一階には上空で見た蜻蛉の様な生物が大量に発生していた…
夏海と金寺が前に出た…二人は既にスタンドを出して何時でも戦える状態だ…

夏海『Aは先に進んでろ…俺はなんだかんだで罪滅ぼしがまだ出来てないからな…』

金寺『俺の情報しっかり活かせよ…俺も少しはジャスト・ガードを制御出来る様になったんだぜ…』

A『お前ら!』

夏海『早く行け!すぐに追い付く…』

A『分かった!ここは任せるぞ!』

A達が去った後…

夏海『人生最後の強がりだったな…』

金寺『…さてと俺も腹を括るかね…』

夏海&金寺『ここから一歩も先に行けると思うなよ!!!』

―――――――――
A『それにしてもこの屋敷広くないか?』

爆龍『多分妖力で空間を広げているんだと思います…幽旡さん…』

幽旡『…ああ…A達は先に行っててくれ…』

A『どうして?』

幽旡『相変わらずストーカーが得意だな!猫女!』

猫又『…流石に気付いたか…まあいいお前達の命運もここまでだ!』

幽旡『フレイムコネクト!』

俺達と幽旡、爆龍、くさなぎの間に炎の壁が出来上がる…

A『幽旡!爆龍!くさなぎ!』

幽旡『Aはケータ達と一緒に奥に行け!まだ敵が居るからな…』

A『絶対に追い付けよ!』

幽旡『ああ!』

A達は奥に向かった…

猫又『ふん!お前達が九隆様に勝てる訳が無いだろう?』

爆龍『どうでしょうね?』

猫又『…まあいい烏合の衆が纏めて消し去ってくれる!』

幽旡『さて行くぞ!くさなぎ!』

くさなぎ『ああ!』

屋敷の奥には鵺とアリスと九隆が待っている…

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作者名:チヒロ『幽旡』『由木』
作成日時:2020年3月14日 11時

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