【妖怪ウォッチ】転生したらスタンド持ってた (ページ13)

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第十話ページ13

化理数の図書館の責任者はオババと呼ばれる老婆だ。

オババ『あんた達が今まで行って来た妖怪峠、ヨウマ砂漠、この都市はエリアONEと言ってね…他にもエリアTWOとエリアTHREEが有るんだよ…そう言えばエリアTWOで狐の妖怪が最近現れるって話が有るんだよ…』

A『もしかして狐の妖怪って…』

幽旡『九隆かもな…』

夏海『さっさと行くぞ！』

ケータ『ありがとオババ！』

オババ『いえいえ…』

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全員が図書館から出た後…

オババ『あんた達は悪意を知らないからね…』

『私の事かしら？』

オババ『…悪意か…何しに来たのじゃ？』

『ただの挨拶よ…』

その人物が持っている本の様な物は矢と一体化していた…

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エリアTWOは遺跡しか無い場所だった…

夏海『こんな所に狐の妖怪なんて出るのか？』

幽旡『もしかしてあれかな？』

それは黄い犬の様な妖怪だった…

金寺『…あのババア騙しやがったな！！』

A『まあ落ち着けって…じゃあ幽旡の師匠の所に行ってみるか？』

ケータ『そうしましょうか…』

そしてエリアTHREEにある古びた洋館に来ていた…

しょうブシ『本当にここか？』

幽旡『ああ…俺は此処で修行したんだけど…居ないな…』

A『誰か居ますか？』

『…幽旡さんが帰って来ましたよ…師匠早く来てください…』

『どうせゾロゾロ引き連れて来たんだろ？』

幽旡『爆龍！師匠！』

爆龍『皆さんどうも、幽旡さんの後輩弟子の爆龍と言います。』

エル『…不思議な師匠と呼ばれるエルだ…』

金寺『変な婆さんに騙された後だから、信用出来ねえぞ…』

エル『それにしてもお前ら…九隆の側近の1人に付けられてどうする？』

猫又『気付いていたのか？』

エル『伊達に師匠と呼ばれていないよ…さて相手をしようかな？』

猫又『何？貴様、九隆様の側近である私を舐めているのか！？』

長い爪をエルに刺そうとするが…

エル『…それ！』

エルが構えて拳を放った瞬間…猫又は見えない程の距離に飛ばされていた…

エル『殺しては無いが…暫く妖魔界には来れんだろな…』

夏海『あんた何者だよ…』

A『それよりさっきの拳どうやって放ったんですか！？』

エル『何事も構えが大事と言うだろ？その人物の完全な構えは人知を超えた力を発揮する…Aと言ったな…既に拳士の世界に半分入っとる…』

しょうブシ『なるほどね…度重なる戦闘が拳を強化したのかもな…』

ひとまず屋敷でお世話になる事にした…