第九話 ページ12
ひとまず妖魔界に行く為メンバーを集めた…俺達学生はこのゴールデンウィークを利用して妖魔界へ行くつもりだ…
A『夏海と金寺付いて来てくれるか?』
夏海『付いて行くに決まってる!』
金寺『…まあ家に居るよりは安全か…』
しょうブシ『…俺もちょっと妖魔界で探してみるか…神剣を…』
夏海『なんだ神剣って?』
しょうブシ『天が授けた究極の刀さ…これがあればバクチも辞められるかもな…』
A『とりあえず集合場所に行くぞ。』
集合場所はおおもり山の神社である。
しょうブシ『一応、御守り買っとくか…』
A『あ!ケータと幽旡こっちだ!』
幽旡『遅れて済まない、さあ行くぞ!』
エレベーターの様な入口を使い、俺達は妖魔界に到着した。
夏海『俺達は何処に行くんだ?』
幽旡『とりあえず虱潰しに探すしかないな…師匠の所は何時でも行けるしな…』
ジバニャン『じゃあ妖怪峠に行きたいにゃん!』
ケータ『観光に来た訳じゃないからね…』
A『元々行く場所なんて無いんだ…ひとまず行ってみるか…』
俺達は妖怪峠の朝日を見る事が出来た…それは富士山の朝日にも匹敵する美しさだった…
しょうブシ『これじゃあ本当に観光だな…』
金寺『次は何処に行くんだ?』
ジバニャン『それじゃあヨウマ砂漠に行くにゃん!』
ヨウマ砂漠に到着した一同…
夏海『ただの暑い砂漠じゃん!』
何故か砂漠の真ん中に店が有る…
幽旡『…こんな所に店なんてあるのか?』
A『行ってみるか…』
辿り着いたがそこには店は無い…
『馬鹿な奴らめ、店は俺達の作った幻よ!』
『さあ大人しく九隆様に消されろ!』
A『九隆と言ったな…つまり九隆の手下か?』
『そうだ!俺はベルゼ、こっちの男が蜃気だ。』
A『悪いが名乗りを聞いてる暇は無いんだ…』
俺は時間を止めて懐に入り込みベルゼの溝を殴った…
その隙に幽旡と夏海が蜃気を倒した…
金寺『血も涙も無いな…はあっ?』
A『どうした!?』
金寺『こいつらご丁寧に日記なんて書いてやがる…それよりもこれだよ!九隆は人間の父と妖怪の母を持つ半妖怪だ!』
しょうブシ『だから人間よりは耐久力が有って、妖術も効かない訳だ…』
A『もう少し妖魔界を探索してみるか…』
俺達はヨウマ砂漠の近くの都市化理数(かりす)に来ていた。
金寺の提案で図書館の人に話を聞く事にした…
さあどんな話が聞けるのか楽しみだ!
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作者名:チヒロ『幽旡』『由木』
作成日時:2020年3月14日 11時