【五等分の花嫁】三倍の兄弟×2

春休みの終わりbyチヒロ ページ49

長かった春休みも明日で終わりである…

慎之介『明日から3年か…』

暁斗『なんか実感湧かないな…』

良太郎『兄上はいつもそれを言っているな…』

慎之介『まあ課題も何とか終わったし良いだろ？』

良太郎『そうだな…』

慎之介『なんか気になる事でもあるのか？』

良太郎『いや、クラスが変わるのが少し不安でな…』

暁斗『俺達高校生だぞ…』

慎之介『いや良太郎は兄弟の絆を心配してるんじゃないか？』

良太郎『俺達もこの家に来て変わっただろ？この前だと兄上達が何処かに行ってしまいそうでな…』

暁斗『今更だな…』

慎之介『まあ俺達も変わらなきゃ行けないしな…』

暁斗『ひとまず進路の事も考えるか…』

良太郎『その為にも勉強だ！』

暁斗と慎之介が全力で逃げたのは言うまでも無い…

その頃…

『久々の日本だな…』

特徴的なアホ毛を持った青年が写真を手に持ちながら言った。
空港で沢山の荷物を持っている、どうやら留学していた学生のようだ。

『良太郎、今から会いに行くぞ。』

また別の場所では…

『全教科満点か…それに社会、英語で満点…さすが僕のライバル達だ』

彼もまたテストの個票を持っていた。
いよいよ新学期が始まるが…また嵐が起きそうである。

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