酔っ払いByもりやん ページ46
四葉｢喉乾いた〜｣
五月｢私も少し…｣
リビングにいた5つ子は全員喉が乾いていた状態だった。
一花｢あれ？ぶどうジュースあるよ？｣
冷蔵庫に様々なフルーツの描いてある少し大きなペットボトルがあった。
二乃｢美味しそうね！｣
三玖｢私も飲む｣
しかし、それは…トロピカルワインだった。
しかも度数は19%と普通のワインより高い。
それを飲んだ5つ子は完全に酔ってしまった。
暁斗｢姉さん、晩御飯どうする？｣
一花｢あー、暁斗君だぁ〜｣
三玖｢暁斗〜｣
暁斗｢え？えぇぇ！？｣
一花と三玖に押し倒される暁斗。
慎之介｢どうした？｣
二乃｢シン君ー！｣
二乃に抱きしめられる慎之介。
良太郎｢どうした！襲撃か、ってうわ！｣
四、五｢良太郎さん！｣
良太郎｢はい！｣
四葉｢いっつも勉強教えてくれてありがとう｣
五月｢偉い偉い…｣
四葉と五月に頭を撫でられる良太郎。
暁斗｢ねねねねね、姉さん達どうして…あっ｣
机の上に置いてあるワインを見て何かを察した3つ子。
一花｢わー、結構がっちりしてる｣
三玖｢かっこいい…｣
速報、長男ノックアウト。
良太郎｢兄上ー！｣
五月｢こらー、離れちゃダメ｣
四葉｢今日は逃がしませんよ〜｣
四葉と五月にがっちり抱きつかれてる良太郎。
二乃｢ねえ、いつ私と付き合ってくれるの？｣
慎之介｢えーと、その…(そんな純粋な目で見ないで！)｣
もはや二乃に弱くなっている慎之介。
慎之介｢ちょ、姉さん酔い過ぎ…｣
二乃｢いいのー！｣
慎之介(あ、もうダメだわ…)
自分で意識をシャットダウンさせる次男。
四葉｢うん、偉いね〜｣
五月｢よしよし｣
良太郎｢洗脳魔法？いやそれとも…｣
ひたすら瞑想する三男。
結果、3つ子全員理性が崩壊する前に逃げた。
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作者名：チヒロ『幽旡』『由木』
作成日時：2020年2月29日 21時
