桜吹雪byチヒロ ページ41
3月の寒さは春風と共に消えていった…そして姉弟達は近くの公園に来ていた。
慎之介『へえー、今年の桜は早いんだなぁ』
良太郎『それにしても落ち着いて桜を見るなんて久々だな…』
暁斗『ちょっと寄ってくか?』
一花『いいね、早く行こう!』
四葉『私、シート持ってます!』
良太郎『なんで持ってるんだ…』
慎之介『…ちょっと川見てくる…』
暁斗『おう』
良太郎『どうしたんだ?』
暁斗『昔、蜂に刺されたトラウマじゃね?』
良太郎『ああ…』
二乃『ちょっと見てくるわ』
二乃が慎之介を追いかけた後…
暁斗『この公園、足つぼなんてあるんだ…良太郎やってみなよ』
良太郎『なんで俺!こう言うのはキャスターの兄上の役割だろ!?』
暁斗『だって居ないし…』
その結果…
良太郎『痛えぇ』
四葉『大丈夫ですか…』
良太郎『…めっちゃ痛い…』
そこの頃、慎之介は…
慎之介『綺麗だな…』
二乃『こんな所で何してるの?シン君』
慎之介『俺、河川敷から見る桜好きなんだよね』
二乃『蜂は?』
慎之介『ああ…暁斗達が蜂に刺されたからトラウマになってるって勘違いしてるって事?』
二乃『別に気にしてないのね…』
慎之介『まあ…春は花粉が舞うから嫌いだけどね…』
こうして姉弟の花見は終わった…長い長い春休みが始まった…
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チヒロ『幽旡』『由木』
作成日時:2020年2月29日 21時