【五等分の花嫁】三倍の兄弟×2 (ページ34)

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恋…Byもりやんページ34

二乃｢ねぇ、お風呂行かない？｣

一花｢うんいいよ｣

翌日の朝二乃が一花を誘った。

〜女湯〜

二乃｢痒いところはありませんか〜？｣

一花｢もー、ここまでしなくてもいいのに｣

二乃｢この温泉も変わらないわね｣

一花｢昔は5人で入ってたっけ、それで…どうしたの？｣

二乃｢一花の話が聞きたくなったのよ…ほらあんたって沢山されてるじゃない…告白とか｣

一花の体に少し力が入る。

二乃｢こんな事他の子には言えないわ…好きな人が出来たの…｣

一花(え？好きな人？それって多分3択問題だよね？しかも割と簡単な)

二乃｢恋愛相談なんだけど…出会いはよく分からなかった…けど一緒に過ごす内に気づいたの、あいつが好きだって…｣

一花(多分2だと思うんだけど…)

二乃｢相手は…だめ！こればっかりは言えないわ！秘密！｣

一花｢慎之介君だよね…｣

二乃｢えぇ！一花…知ってたの？｣

一花｢見てればわかるよ…だって明らかにデレデレなんだもん｣

二乃｢そう言うあんただって…｣

一花｢うん、私は暁斗君が好きだよ…だから気持ちは分かる｣

二乃｢そっ、それで…告白されたら多少は意識するのかしら…｣

一花｢よく分からない、でも可能性は高いと思うよ、特に慎之介君、満更でもないし｣

二乃｢でも告白だけじゃ足りないのかしら…｣

一花｢確かにあの3人は恋愛は程遠かったらしいから、あと一押しいるかもね｣

二乃｢だったら手を…ううん抱きしめて…それでもダメなら…キスするわ｣

一花｢そ、それはまずいよ！いきなりキスって！｣

さすがに慌てる一花。

二乃｢そ、そうよね、冷静に考えて…下手くそだったら嫌われちゃうわ｣

一花(あれぇ？思ってた展開と違…)

二乃の目がキラッと光る。

二乃｢あんた！キスシーンとかもうしたのかしら？｣

一花｢な、何をするつもり!?｣

二乃｢いいじゃない姉妹なんだから！｣

一花｢姉妹だからダメなの！｣

やっぱり仲のいい姉妹だった。