男装してても心は女。６【佐野万次郎】

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次の日



『ちょっと出かけて来るわ』



春「送りましょうか？」



『いや、たまには自分で運転する。ありがとな』



昼ぐらいにアジトを出てある場所に向かう



『XJランド・・・』



千冬と一虎がやってるペットショップ



カランカラン



中に入って店の中を見渡す



コンビニ位の広さの店内に猫、イヌ、いろんな動物がいる



『すみませーん』



虎「はーい」



奥から出てきたのは一虎



虎「どうしましたか？」



髪色も変わってるからか俺だということに気づかない一虎



『・・・久しぶりだな、俺のこと覚えてるか？』



虎「は？」



ピンと来ていない一虎



『鉄パイプで俺のこと殴ったくせに覚えてないのか？』



虎「・・・は？もしかして蓮？」



『やっと気づいたか』



虎「お前、どこにいたんだよ！武道と探してるけど見つかんなくて・・・マイキーは？」



『そのことで話がある、武道を説得してもう俺達に近づかないようにしろ』



虎「・・・武道、あと3週間ぐらいでヒナちゃんとの結婚式なんだ。もう危険だからやめろって言った・・・けど諦めなかった、あいつは何言っても諦めねぇ」



『・・・結婚式3日前までお前が説得し続けても武道が諦めなければ、お前が武道を誘導してここに連れて来い』



ある場所の住所が書いてある紙を渡す



『その日の12時までだ。』



虎「何すんだ？」



『ヒナちゃんの為にも殺しはしねぇよ、とにかく、忘れんなよ』

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