男装してても心は女。６【佐野万次郎】

元の話の続き！ ページ7

『なぁ、もういいだろ？』



マ「・・・ダメ」



軟禁生活を続けて五日



背中の火傷以外はほぼ治ってるのに部屋から出してくれないマイキー



イ「もう出してやってもいいんじゃね？背中の火傷ももうすぐ直るだろうし」



『イザナもこう言ってんだし良いよな？』



マ「・・・」



俯いて考えるような素振りをするマイキー



マ「・・・一日に一回、顔見せに来るならいいぞ」



渋々許してくれたマイキー



『やっと自由だわ。まぁ、この五日間ありがとな』



マイキーの部屋を出て自分の部屋に戻る



久しぶりの自室



たまに鶴蝶に掃除を頼んでいたが、流石に埃っぽい



『掃除するか』



窓を開けて掃除機をかける



『こんなもんだな』



片付けが終わってソファーに座り込む



これからどうするか・・・



『春千夜達、どうしてっかな・・・』



あの後から全く見ていない



『会いに行ってみるか』



部屋を出て春千夜達を探す



『あ、鶴蝶』



途中で鶴蝶に会った



鶴「蓮、やっと出れたのか」



『おう、開放感が半端ねぇよ』



鶴「で、何でうろうろしてるんだ？」



『あ、春千夜達探してんだけどよ。どこいるか分かるか？』



鶴「あぁ、灰谷は部屋に籠って仕事してるぞ、葵と三途は合同任務だ」


『ありがとな』



鶴蝶と別れる



『じゃ、まず蘭と竜胆に会いに行くか』



葵と春千夜が帰ってくる前に蘭と竜胆に会ってしまおう

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