男装してても心は女。2【佐野万次郎】

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数日後



千「平和っすねー」



『まぁそんなに毎日何かあっても困るだろ？』



今度は武道と一緒に千冬の家に来ていた。



『なぁ、武道・・・武道？』



話しかけても反応しない武道



武「千冬、蓮さん・・・俺、今すげえこと思いついちまった・・・」



「『へ？/は？』」



武「不良界の頂点が見えた」



『は？何？こいつ不良の頂点目指してんの？』



千「あぁ、まぁはい。」



武「ついてきてください！」



訳が分からないままついていくと到着したのは渋谷駅。



『こんなとこに何の用だ？』



武「俺、気づいたんす。湘南純愛組！、特攻の拓、皆がすべてを教えてくれた・・・全ては神奈川にある！！」



千「は？神奈川？」



武「不良界の頂点取るには横浜のヤンキーしめりゃあいいんだよ！」



『あほってすげえな、千冬。』



千「同感っす」



千「俺パス。どうせすぐに帰ってくる未来見えてるし。」



武「おまっ！」



『頑張って来いよ、武道』



武「蓮さんまで！」



武「もういいです！」



一人で改札を通っていった武道。



『これからどうす「千冬！」



後ろから聞こえた千冬を呼ぶ声。



千「何だよ、もう怖気づい・・・え、山岸とマコトじゃん！」



武道かと思って振り返るとそこにいたのは武道のダチだった。



千「どうしたんだよその怪我！」



山「いきなり襲われたんだ赤い詰襟の集団に！」

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