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過去 ページ6

サンズとは幼い頃に研究所で出会ったらしい。

二人ともガスター博士に連れてこられて。


物心着く前だったから覚えてない。

だから兄妹だと思っていた。

一緒に研究して。

「サンズって
おにーちゃんなのか
おとーとなのか
どっちなんだろうね」

そんな一言が原因だった。
言わない方がよかったのかもしれない。

『A、サンズ
君達二人は
本当の兄妹では無いんだよ

血は繋がって無いんだ。
今まで隠していて済まなかった

てっきり気付いていると思ったんだがね

スケルトンとニンゲンだから』

この世界で人間が居るのは本当はダメなんだ。

でも俺だけは赤子の時に落とされているから特別だった。

「アンダイン!
今日はカップケーキ焼いたよ!
どうかな」

アンダインとも仲良し

サンズと兄妹じゃ無くても幸せだった。
むしろこっちの方が幸せだ。


「A…
その、なんだ

heh…単刀直入に言うと

好きだ」


もし
血が繋がっていたら


これは殺さなきゃいけない感情だったから



「俺も。」

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作者名:FRISK<HERD> | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2018年10月26日 1時

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