風柱と血 ページ48
「話が地味にぐるぐる廻ってるぞ阿呆が。
人を喰って無い事。これからも喰わない事。
口先だけでなくド派手に証明して見せろ」
俺たちの頭上では疾風が飛んで廻っている。
無一郎君はそれを見て言った。
「なんだっけ、あの鳥、、、」
無一郎君にはまだ紹介していなかった。
だからこの際に紹介する。
「隼だよ。
俺の鎹鴉。
名前は疾風。」
無一郎君はわかった、忘れないようにする。と言った。
「あの〜、、、」
関係無い話が飛び出たところで蜜璃さんが手を上げた。
「でも疑問があるんですけど、お館様がこの事を把握してないとは思えないです、、、
勝手に処分しちゃって良いんでしょうか、、、」
その一言は的確だ。
うん、うん、と相槌をうつ宇髄さんと煉獄さん。
「いらっしゃるまでとりあえず待ったほうが、、、」
「妹は、、妹は俺と一緒に戦えます!!
鬼殺隊として、人を守るために戦えるんです!!
だから、、、!!」
「オイオイ、、なんだか面白い事ンなってるなｧ、、、」
そう言って現れたのは傷だらけ、風柱、不死川実弥。
手には禰豆子ちゃんの箱が。
心音が聞こえるから禰豆子ちゃんがいる、、、
「鬼を連れた馬鹿隊員ってのはソイツかい?
一体全体どう言う心算だよｫ」
蜜璃さんはキュンキュンするのをやめていただきたい。
てか不死川さんも勝手に禰豆子ちゃん持ってきちゃだめでしょ。
隠の人がめっちゃ困ってるもん。
胡蝶さんからの怒りが増幅した、、、
きゅんきゅんまで増幅した。。。
「不死川さん、勝手な事をしないでください。」
いつもより、静かで冷淡な声。
「鬼が何だって?坊主。
鬼殺隊として人を守るために戦える?そんな事ｧなｧ、、、
有り得ねぇんだよ馬鹿が!!」
不死川さんが刀を抜いて禰豆子ちゃんに突き刺した。
「っ、、、」
なんだ、この不死川さんからする気持ち悪くなるような匂い、、、
馬に乗って酔ったみたいな感じだ。
「ん"ぅう"、っ!」
「っ?!」
禰豆子ちゃんの唸り声と共に血が飛び散る。
炭治郎が立ち上がって不死川さんの方へ向いた。
「俺の妹を傷つける奴は、柱だろうが何だろうが許さない!!」
不死川さんは気味悪く笑いながら箱に刀を沈めた。
そして箱に刀身の根まで突き刺し、一気に引き抜く。
「ん"っ、」
「そうかｧ、良かったなｧ」
引き抜いた刀の血を払う。
玉砂利に飛び散る禰豆子ちゃんの血。
痛ましいのに、何でだろう。
美味しそうだと思うのは
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Ro:A - 死音心音2.0さん» こちらこそ見ていただきありがとうございます! あっ、、、()すみません!すぐ訂正します!報告ありがとうございます!また誤字などあればすみませんが報告お願いします、、、 (2019年9月20日 4時) (
レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！あの…しのぶさんは蝶柱ではなく、蟲柱ではなかったでしょうか…？ (2019年9月19日 22時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
Ro:A - 死音心音2.0さん» あぁあああああああッ!!!!!(汚い高音)ありがとうございます!応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年9月12日 19時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - とても面白い作品ですね！主人公ちゃんも魅力的で、素敵な子です。これから伸びていくことを願っています。これからも応援させていただきます！ (2019年9月12日 14時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ro:A | 作成日時：2019年8月19日 4時
