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蜜璃、無一郎 ページ44

その豊満な躯、独特な髪色…


「はい、俺が空Aです。
恋柱の甘露寺蜜璃様、ですよね?」

「覚えててくれたの?!
きゅん、、
可愛いわぁあ!!
蜜璃と呼んで頂戴!」


そう言い抱きつかれる。

圧が凄い。(何のとは言わない)


「あら!もうそろそろ時間じゃない!
Aちゃん、行きましょ!」


手を取って走り出す恋柱、甘露寺さん。

その時ふわりと香る桜餅のさわやかな甘い香り。

そして剣士なのに手が異様に柔らかかった…


そして玉砂利を踏みしめて行くと、すでに揃っていらっしゃる柱の方々がこちらを鋭く睨んでおられました、、、

こんな若輩者が遅れたと言う事と鬼が柱になったということが原因だと思うのです、、、


そんな事を考えていたら、甘露寺さんがおずおずと口を開いた。


「皆さん、、、Aちゃんを睨むのは良くないと思います…」

「蜜璃さん、、、」


甘露、、、蜜璃さんは自分の立場、身を挺してまで俺をかばってくれるのか…?

そう思っていると、つんと袖を引っ張られた。

誰だろう、くるりと後ろに振り返る。


自分より背の高い人だ。(ほぼほぼじゃないか、、、)

腰辺りまであるまっすぐな髪、毛先の方になるにつれ濃くなる色素の薄い水色。

虚ろな青い瞳


「霞柱、時透無一郎様、、、ですよね、どうされましたか?」


今日だけで何人の柱に聞く事になるのやら


「肩、貸して」

「はい」


そして指示された位置に行くと、時透様は俺の肩に頭を凭れさせて空気と戯れていた。

するとやってきた蟲柱、胡蝶さん。


「あら、空Aさん、竈門炭治郎君たちの運搬、ありがとうございました
お次は時透さんと御戯れですか?」

「いえ、他の隊員の方に任せるなら自分でやろうと思ったのです。
これは霞柱様からの依頼です。」


そう言うと肩から重みがすっと消えた。


「ちょっと来て」

「は、はい、、、」


ちょっと離れた場所に連れてこられた。

何だ、怖いぞ、圧が。


「悪鬼滅殺、、、
分かるよね」

「はい」


すごく緊張する。

返答を間違えると最悪死ぬから。


「君はそれについてどう思う?」


いきなりの質問だった。

俺はその質問に思うままに答えた。


悪鬼滅殺とは言うが良鬼はどうなるのか、それまで滅殺するのはおかしな事ではないかと。


言いおわると、彼はふわりと微笑んだ。


「僕は認めるから。
もし他の柱にとやかく言われたら屋敷に来るなり鴉を使わせるなりして。」


戻るよ、と言った時透様。

その背中は大きかった。

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Ro:A - 死音心音2.0さん» こちらこそ見ていただきありがとうございます! あっ、、、()すみません!すぐ訂正します!報告ありがとうございます!また誤字などあればすみませんが報告お願いします、、、 (2019年9月20日 4時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます!あの…しのぶさんは蝶柱ではなく、蟲柱ではなかったでしょうか…? (2019年9月19日 22時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
Ro:A - 死音心音2.0さん» あぁあああああああッ!!!!!(汚い高音)ありがとうございます!応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年9月12日 19時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - とても面白い作品ですね!主人公ちゃんも魅力的で、素敵な子です。これから伸びていくことを願っています。これからも応援させていただきます! (2019年9月12日 14時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ro:A | 作成日時:2019年8月19日 4時

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