善逸、そして日輪刀 ページ35
──空Aの階級を、甲とする』との事でございます。
藤花彫をさせていただきます」
そういわれて手をこちょこちょされた。
「階級を示せ」
そう言って俺は右手を強く握り込む。
するとじわ、と甲と言う文字が浮かび上がった。
「現し方を知っているようですね。
この時に説明をするつもりでございましたが、、、」
「大丈夫ですよ、ちょっと知ってただけなので」
そう言って逃げた。
ちなみに隠の人は三人と仲良くなった。
丸めがねの男の人と、男の人と、女の人と。
そして隊服は日輪刀と共に届くようだ。
「それじゃぁ善逸、行こう。」
偶然、善逸とは同じ方向だったらしく、
怪我の再生が早い俺は善逸を途中までだが送って帰る事となった。
その間の話しは他愛もない物で、好きな色から、食べ物、趣味などを話していた。
そして着いた善逸の山。
それを通り過ごした先、山一つむこうにあるのが俺の鍛えられた山。
「じゃぁね、またいつか」
そう言って分かれた。
そして疾風と戯れ、空伊さんや響華さんと喜びを分かち合い、十四日。
ちりん、と風鈴の涼しい音がする。
「こんにちは。
何用でしょうか。」
「空Aに、日輪刀を届けに参った。」
後ろには隠の方が。
何やかんやで刀を持つとすっと、赤黒く、かつ半透明になった。
「赤黒くて、半透明、、、か」
刀を持ってきた人はわざわざひょっとこの面をはずしてまで凝視していた。
「そんなに、この色が珍しいのでしょうか」
「あぁ、、、
半透明なのは、こいつの刀で確認済みだ」
話によると、赤と黒はあっても赤黒いのはまだないらしい。
「お前、、、なにか別の何かがあるんだな?!」
突如言われた。
返せないが、まぁ、、と濁す。
「こいつは鬼だ。
悪鬼ではない。
鬼を喰う、良鬼だ。」
納得するひょっとこさん。
「納得するの?!」
俺がびっくりするも、あぁ、と言うだけで驚きもしなかった。
「まぁとりあえず、いい経験になったと言っておこう。」
そう言ったひょっとこさんは立ち上がり、家から出て行った。
「すみませーん、、、
空さーん、いらっしゃいますかー?」
「はいはいはいはい
空ですよ」
ちょこっと扉から顔を覗かせれば隊服を持ってきているようだ。
「はい、こちら、隊服です!」
「丸めがねさん、ありがとうございます!」
丸めがねなんだけどそうじゃない、、、なんて言う彼は放っておいた。
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Ro:A - 死音心音2.0さん» こちらこそ見ていただきありがとうございます! あっ、、、()すみません!すぐ訂正します!報告ありがとうございます!また誤字などあればすみませんが報告お願いします、、、 (2019年9月20日 4時) (
レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！あの…しのぶさんは蝶柱ではなく、蟲柱ではなかったでしょうか…？ (2019年9月19日 22時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
Ro:A - 死音心音2.0さん» あぁあああああああッ!!!!!(汚い高音)ありがとうございます!応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年9月12日 19時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - とても面白い作品ですね！主人公ちゃんも魅力的で、素敵な子です。これから伸びていくことを願っています。これからも応援させていただきます！ (2019年9月12日 14時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ro:A | 作成日時：2019年8月19日 4時
