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おふろ ページ18

「ただいまです〜!」



その言葉と共に二人で空伊さん宅へ入る。



「二人とも疲れたろ。
風呂入って寝ろ。」



そう言って大きな手ぬぐいと小さい手ぬぐいをを二枚ずつ、私たちの方へ投げた。



「風呂は響華、お前が案内してやれ」




空伊さんの言葉に見送られて俺たちは風呂場へ行った。





「さ、ここだよ!」


がらがらと引き戸を開け、脱衣所に入る。

服を脱ぐと、お互いの裸体が露になる。


「Aちゃんおっきいね!」


そんな事を言う響華さん。


「いいえ、響華さんの方が大きくて綺麗ですよ」


もう、お世辞なんて言っちゃって!なんて笑いながら風呂場に入った。



「広い…」


私がこの前まで住まわせてもらっていた家は狭い浴槽、狭い水場だったから。



「ほらほら、背中洗ったげるから!」



そう言って一緒に並ぶ俺と響華さん。

くるりと響華さんの方を向いた俺。

同時に俺の方を向いた響華さん。



「先、お背中流しますよ」



言えば響華さんが「お言葉に甘えるね!」と言い、くるりと後ろを向いた。

過去の戦いでついた傷だろうか、背中に何本かの傷跡があった。



小さい手ぬぐいに体用の石鹸を出していく。

わしゃわしゃとあわ立て、首元から洗っていく。


この小さい背中で、何人の人を守ってきたのだろうか───



「おわりましたよ」



考えていると、いつの間にか背中を洗い終わっていた。



「ほら、次は交代ね」


そう言ってこちらを向いた響華さん。


「ありがとうございます」


そう言って俺も反対を向いた。


そっと背中に触れる手ぬぐい。

力強くごしごしと洗われる。


すごく気持ちいい。


自分の前半身を洗いながら響華さんの背中を洗ってくれている感覚を堪能する。


「ほら、おわったよ」


「本当、ありがとうございます」



二人で泡を流して頭も洗った。

おんなじ石鹸で。


お互いにいい匂いがしたけど、響華さんの匂いと自分の匂いはすこし違った。



「本当、気持ちよかったよ〜!
背中流してくれてありがとうね!」


ちょっと私、飲み物飲んでくる!と言って台所の方へ消えてった。


寝室へ戻り、布団を二つと、隣の部屋に一つ、置いた。



「空伊さん、響華さん、お布団敷きましたよ」

「先寝といて、後から寝るから、、、」



そう言った響華さん。



「では、おやすみなさい。」

_______

「咏さん、お話があります。」

「どうした」


広間で向かい合わせになった私たち。

Aちゃんのことだ。

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Ro:A - 死音心音2.0さん» こちらこそ見ていただきありがとうございます! あっ、、、()すみません!すぐ訂正します!報告ありがとうございます!また誤字などあればすみませんが報告お願いします、、、 (2019年9月20日 4時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます!あの…しのぶさんは蝶柱ではなく、蟲柱ではなかったでしょうか…? (2019年9月19日 22時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
Ro:A - 死音心音2.0さん» あぁあああああああッ!!!!!(汚い高音)ありがとうございます!応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年9月12日 19時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - とても面白い作品ですね!主人公ちゃんも魅力的で、素敵な子です。これから伸びていくことを願っています。これからも応援させていただきます! (2019年9月12日 14時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ro:A | 作成日時:2019年8月19日 4時

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