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甲、藍塚 響華 ページ12

「おはようございます、空伊さん。」


俺はAよりも先に起きては居たが、彼女を起こしてはならないと思い、
悩んでいたらいつの間にか彼女が起き、先に行ってしまったのだ。


「あぁ、おはよう。」


返事をすると、髪を下ろした彼女が言う。


「ところで、鬼殺隊の方がいらしているのですが、、、」


鬼殺隊で俺の元へ訪れる事は彼女以外ありえないとは思ったが、問う。


「だれだ?」

「藍塚響華、と名乗っていらっしゃいますが」

「おーい!咏さーん!!」


会話をしていればAの後ろから聞こえる声。


「響華、よく来たな。
任務が近場だったのか?」

「はい!
ついでに顔出しに来ました!

、、、にしても鬼が出迎えるのでびっくりしましたよぉ…」


笑顔を崩さず言う彼女はやはりどこか恐怖を憶えるのだ。


「彼女は鬼の呼吸と空虚の呼吸を最終選別までに習得せねばならんのだ。
手合わせしてやってくれ。
任せたぞ。」

「はーい!
えっと、名前は?」


今日はもう俺の出番は無いだろう。

響華に任せるか。


「あ、はい、、、
空Aです」

「Aちゃんか…いつもその髪型でやってるの?」


顔を覗きこむ響華さん。


「いえ、このように纏めております」


そう言って手際よく、ささっと髪を留めた。


「かわいいね!
ささ、向こうに拓けた場所があるから、そこ行くよ!」


笑顔で手を引く響華さんはとてもかわいかった。




「あの、お名前は?!」




彼女は風と戯れるように振り返った。





「うふふ…

階級は甲、空虚の呼吸を継いだ




藍塚 響華」

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Ro:A - 死音心音2.0さん» こちらこそ見ていただきありがとうございます! あっ、、、()すみません!すぐ訂正します!報告ありがとうございます!また誤字などあればすみませんが報告お願いします、、、 (2019年9月20日 4時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます!あの…しのぶさんは蝶柱ではなく、蟲柱ではなかったでしょうか…? (2019年9月19日 22時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
Ro:A - 死音心音2.0さん» あぁあああああああッ!!!!!(汚い高音)ありがとうございます!応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年9月12日 19時) (レス) id: d0a449ebbf (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - とても面白い作品ですね!主人公ちゃんも魅力的で、素敵な子です。これから伸びていくことを願っています。これからも応援させていただきます! (2019年9月12日 14時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ro:A | 作成日時:2019年8月19日 4時

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