いつだってｓｍｉｌｅ 短編集〜１〜

浅村栄斗３ ページ10

試合が終わってご飯に連れてってもらった。

「今日のホームラン。ほんまカッコよかったわ〜笑」

「さすがやろ？笑」

「うん！笑」

「でもホームランがカッコええんじゃなくて、打った俺がカッコよかった。やろ？笑」

「自分で言う？笑」

「だってボールがカッコええって言われとるみたいやんｗ笑」

「はいはい、栄斗もかっこよかったで。笑 ちょっと惚れるくらいな笑」

「やろ？笑 お前がおるって分かってたから打てたんやで笑」

「そ。そんなジョーダン言わんでいいし笑」

「俺、結構本気なんだけど。笑 じゃないと女を試合に招待したりせーへんし。笑」

「なによそれ・・・・」

「最後まで言わなわからん奴やな笑 お前が好き。」

「・・・冗談ちゃうよな？」

「本気に決まってるやろ。笑 今日のはお前のためのホームラン。笑」

「じゃあ私が一番のファンになったるわ笑 よろしく＾＾」

高校時代の同級生がまさかこんなスゴイやつなんて思いもしなかった。
でも多分、私も栄斗をずっと好きだったんだな〜って今になって思う。
　また打ってね。 私のためのホームラン。

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