いつだってｓｍｉｌｅ 短編集〜１〜

荒木雅博２ ページ33

テレビでちょうど中継があって、偶然それを見ていた私。

―アライバでの受賞はいかがですか？―

「嬉しいですよ。笑」

「多分井端とじゃないと獲れてないと思うんで笑」

「いやいやいや、それは僕もですよ笑」

なんて言ってるうちの主人と井端さん。

そういや結婚したのが井端さんより早かったからちょっと怒られたな〜。笑

「おかえりなさい。」

「ただいま。 置く場所ある？」

「棚空けといたから。」

「んじゃ置いてくるわ。」

「ね、中継見てて思ったんだけどね？」

「ん？」

「井端さんと私、どっちが大事？笑笑」

「何言ってんだよ笑 お前に決まってるだろ笑 っつーか俺そっち系の人間じゃないし！」

「ふふふっ ちょっと聞いてみただけ。笑」


雅博さんとお互いが好きで結婚したけれど。
アライバって言われると仕事の関係だってちゃんとわかってるけど。
　私と雅博さんじゃ作れない関係にちょっと妬いちゃうのかもしれません笑笑

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