【NARUTO】我輩は‘猫田’である

4話 ページ4

.





今日はいよいよ来て欲しくなかったアカデミーの卒業試験の日。





アカデミーだって火影様に無理矢理入れられたのに、、



それだけでも嫌だったのに･･･


忍者になるなんてもっと嫌である！ラクして生きられないではないか！！


それなのに･･･それなのにっ








「迎えに来てやったぞ」






なんでイルカ先生が部屋の中にいるのである！？
鍵閉めたはずである！不法侵入！！







「お前は前回も前々回も卒業試験をサボってるからな。今回が最後のチャンスだ。何がなんでも合格してもらうぞ」






なんて言いながら極上の笑みを向けられる







『その手にある縄はなんであるか･･･？』







そう。ニコニコと笑顔を向けてくる先生の手には縄が握られていた。



嫌な予感しかしないのである







「そりゃぁ勿論









＿＿＿＿＿＿＿＿お前を捕まえるためだ」








(ﾀﾞｯ






「待てこらっ！！！」



『先生ついてこないで欲しいのである！！！』



「お前が逃げるからだ！！！」



『っ！！！しつこいのである！！』



「お前もなっ！！！」



『なんで人数が増えてるのである！？！？』



「お前を捕まえるためにアカデミーの先生全員に声掛けといたからだ！！！」



『最低であるな！？！？』



「お前がサボらなきゃこんなことしないわ！！」









なんて攻防戦を先生達としていたが









「＿＿＿＿＿＿＿＿捕まえた」






右目しか見えない灰色の髪をした人にあっけなく捕まってしまった







『不審者！！！！アカデミーの先生じゃないのになにするのである！？離してほしいのである！』





離せっ！と暴れようとするが時すでに遅し。俺たちの周りを何人もの先生が囲んでいた。








『ひ、ぇ...』






「さぁA。卒業試験の時間だ」









.

5話→←3話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す