33話 ページ33
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ﾙﾌｨ「あの時はごめんなA」
ルフィに腕を引かれ、色々な所を歩き回って時間が過ぎ去った頃。
2人並んで丘の上から夕日を座ってみていたら突然零された謝罪の言葉に俺は隣に座るルフィに視線を向けた。
『あの時？』
ﾙﾌｨ「ほら、俺達が勝手にAのあと着いてった時によ…」
『…あぁ。あの時ね』
…意味もわからずシャンクスに打たれて皆に疑われた日。
嫌でも覚えている。俺の言葉一つ聞く必要が無いというようにただ信頼の無さだけを実感させられた日だ。
『気にしてないよ』
二人を放ったらかしにした俺が悪いからと、大丈夫だと、いつものように笑みを浮かべてルフィの頭を撫でれば次の瞬間、その手を振り払われた。
ﾙﾌｨ「嘘だ！！気にしてねぇなんて嘘だろ！」
『本当だよ』
気にしたって、意味無いことなんだから
ﾙﾌｨ「じゃあなんでそんな気持ち悪ぃ笑顔浮かべるんだよ！」
『…気持ち悪い、？』
ﾙﾌｨ「俺らのせいで友達と遊べなくなったんだろ！お前なんで怒んねぇんだよっ！」
俺らのせいでシャンクスに怒られたんだろ！と続けられた言葉に俺はただ呆然とするしかなくて
ただなんでその事をルフィが知っているんだと疑問に思った。
＿＿＿＿＿＿ぁ、マキノさんか
�爐�友達と遊んできたら？��
いつか言われたその言葉が脳裏に過った。
…あの人はダメなものはダメだと教育はしっかりしてそうだから、きっとルフィに俺にちゃんと謝りなさいとでも促したんだ。
『ルフィ、あのね
歳上の人は歳下の子の面倒をちゃんと見ないといけないんだよ。』
「お兄ちゃんなんだから、な?」
『これは義務なんだ。』
「頼んだぞ、お兄ちゃん」
義務に逆らうことは許されない。
義務を怠ることは許されない。
今までそう教えられてきた。
『それに…』
ﾙﾌｨ「？それに、？」
『…いや、何でもない』
＿＿＿＿＿＿帰ろうかルフィ。
何も思い出さないように。
何も感じないように。
この話題から逃げるようにそう言って掴んだ手はいつも掴んでいた手より一回り小さかった。
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空舞(プロフ) - 無理矢理あけたページに書きたかったお話追加しました🙊文字数足りなくてコメント欄に感謝を。評価がいつの間にか1500票越えてました🥲💞完結させた時は1200ぐらいだったのに、、ありがとうございます😭 (10月21日 14時) (
レス) @page50 id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - しらすさん» しらすさん返信がありえないほど遅くなってしまい申し訳ないです🙇🏻♀️💦嬉しいお言葉ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです😭💞 (10月15日 11時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
しらす - え待って待って待って神泣きましたこんな作品をありがとうございますもう、、、大好きです (6月23日 20時) (レス) @page50 id: b9c047ab39 (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - 月詠さん» 月詠さん今更ながらのご返信になり申し訳ないです😭失踪していてすみません、ｯ！そして素敵なコメントありがとうございます🥹そう言っていただけると凄く嬉しいです！ご拝読ありがとうございました🙇🏻♀️ (2023年4月22日 12時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - 、、、は？え、滅茶苦茶涙腺崩壊させてくる神作品なんですが？？？ヤバい、途中胸が苦しくなったわ。完結おめでとうございます、滅茶苦茶面白かったです (2023年1月16日 18時) (レス) @page49 id: 9753754a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空舞
| 作成日時：2022年9月2日 17時
