【ONEPIECE】いつだってそうだった。

21話 ページ21

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『...何って、なに、？』



打たれた意味も、怒鳴られた意味も何もわからず痛みからかジワリと目に膜がはるのが自分でもわかった。











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ｼｬﾝｸｽ「なんでウタ達を山に置き去りにしたんだ」


『は、？』


ﾍﾞｯｸ「猟師のじいさんがいなかったらウタもルフィも死んでたかもしれないんだぞ」







言っている意味がわからなかった。

俺がウタとルフィを山に置き去りにした？

猟師のじいさんが居なかったら2人は死んでた？



身に覚えもない意味のわからない話に困惑していれば周りからの疑惑の目が俺に突き刺さる。







『...知らないよ、そんなの』







誰も俺を信じていないのだと、俺を疑っているのだとすぐにわかった。それでも知らないものは知らなくて、正直に知らないと本当のことを言ったのに







ｼｬﾝｸｽ「ｯA！」






嘘を言うなと言うようにシャンクスに肩を強く掴まれて、何を言っても無駄なんだとわかった瞬間 我慢しようとしていた涙が零れ落ちて俺はシャンクスの手を振り払った。








『だからっ知らないんだよｯ』








なんで俺の話聞いてくんないの？


なんで決めつけてんの、？


俺が、ウタ達を山に置き去りにするように見えるって事？








＿＿＿＿＿あぁ、やっぱりここは、息苦しい...








俺の言葉なんて、聞く気もなければ信じる気もないんだ。



俺が悪者。シャンクス達の中ではもう決まってるんじゃん。


決まってることを覆すなんて、無理でしょ、




...もうどうでもいい。



俺は弁明する気も失せて、皆の顔も見たくなくて俯いた。








でも







「ｯAから離れろ！！！！」


「行くぞA！！！」






聞こえるはずのない、ここにいるはずの無い2人の声に顔を上げればパイプを振り回し、シャンクス達を退けるエースと俺の腕を掴むサボの姿に溢れ出ていた涙は驚きで止まって

なんでと問う前に俺は腕を引かれて駆け出した。











_._._._._._.


自分で書いてて私夢主君に恨みあんのかってぐらい不憫な扱いしかしてなくて辛い🥺

ただただエースとサボの存在が救い🥺

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