【ONEPIECE】いつだってそうだった。

11話 ページ11

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「お前真っ白だなぁ！！！」



ホンゴウに連れられてやってきた酒場。

キラキラと目を輝かせるウタよりも歳下そうな男の子は満面の笑みを浮かべてそう言った。










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「俺の名前はルフィ！お前はなんて言うんだ！？」


『Aだよ』






よろしくルフィと目線を合わせて手を差し出せばその手を握り返しながらお前がAか！とまた満面の笑みを浮かべる。






ﾙﾌｨ「ウタがすっげぇ優しくてかっこいい兄ちゃんもいるんだって言ってたんだ！！今はビョーキだって言ってたけど大丈夫なのか？」



『うん、ホンゴウは名医だからね治してくれたんだ』



ﾙﾌｨ「へぇよくわかんねーけどすっげぇな！！」



『そうすっげぇんだよ』





なんて純粋無垢という言葉の化身のようなルフィにつられて俺も自然と笑みがこぼれ落ちる。







ｼｬﾝｸｽ「お、うちのAを笑わせられるなんてやるなルフィ」


ﾙﾌｨ「！じゃあ航海に連れてってくれるのか！？」


ｼｬﾝｸｽ「それとこれとは話が別だ！執拗いぞ」


ﾙﾌｨ「けちシャンクス！！！！なぁAー、連れてってくれよ航海ー」






矛先を変えたのか なぁいいだろ〜と縋るように腰に腕をまきつけ見上げてくるルフィ。宥めるように頭を撫でてやればバンッと音を立てて酒場の扉が開いた。






「ちょっと！！！Aに馴れ馴れしくしないでよ！！！」



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