私が7人と仲間になるまでのお話.【BTS】

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『……ひっ』


「あひゃっ、ほんと可愛いよね、(ｷｭｯｷｭｯｷｭｯ」




見下ろすと、上はしっかり着ているのに下はアンパン●ンのスウェット、靴下までキャラクターだった。

それだけでなく、起きてからの自分の行動をゆっくり思い出す。
あんまり思い出せないが、相当恥ずかしいことをしていたのは間違いない。





『…なんで教えてくれなかったんですかっ』


「だってA、部屋から飛び出てきたと思ったら、物凄い形相で走り回ってるんだもん。

あんなA初めて見たから、つい観察しちゃった」


『……恥ずかしい…』


「お前は詰め込みすぎ。ずっと仕事の事ばっか考えてるからオフも忘れちゃうんだよ」







笑いもようやく収まったらしいジンオッパは、また私の頭を撫でる。 話す度にしてくるから、人の頭を撫でるのが好きなんだと思う。



…じゃなくて。

昨日確かにオフと言われたことを思い出す。
加えてカトクにも来てたんだった…。









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『……っ、』






ジンオッパの後ろから刺さる視線。

ジミンさんと、ジョングクさんがじーっとこちらを見ていた。けれど、いつもみたいに睨んでいるようには見えなかった。


目があっていることに気づくと、二人してまた睨んでからそっぽ向いてしまった。

……やばい、オフにうるさくするなって思ってるよね、怒られるかも……。









.









「＿＿＿Aちゃん、おはよ」









『……ホソクさん』









「もしかしてドジっ子？」






顔を暗くした私に気づいたのか、態とおちゃらけたように冗談を言ってきたホソクさん。

昨日と同じように話しかけてくれたことが嬉しくて、徐々に体の力が抜けていく。






「やー、ホソガ！いつから親しくなったの？」


「ふふっ、昨日話したんだよ、ねっ、Aちゃん」


『はっ、はい！』


「そんなにかしこまらないでいいから、俺のこともオッパって呼んで欲しい…その代わり俺もちゃんと名前で呼ぶから！」







『……っっと、……ホソクオッパ…？』





「ぎゃーーオッパ嬉しい！！！！！！」







ニコニコするホソクオッパを見て

私も嬉しくなった。

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