飼育記録48日目 ページ9
em｢Aさん、トントンさんから電話が来てますよ｣
エミさんとの生活3日目の昼。
トンちから電話が来たらしい。
何も悪いことしていないはず…
『…もしもし、トンち？』
tn[あぁ、Aか？]
『はい、なんでしょう？』
いつもより張りのない声がエミさんのスマートフォン越しに聞こえてくる。
tn[いやな、こんなこと言うんもあれなんやけど…Aの声が聞きたくなってん]
『え、あ、ありがとうございます…？』
tn[っはは！なんでそこでお礼言うねん！]
声が聞きたくなったと聞き、今までそんなこと言われたことがないのでどう返答していいか分からずお礼を言えば、いつもの調子のトンちになった。
『何となく…？』
tn[なんや安いお礼やなぁwでも声が聞けてよかったわ。あと2日、待っててな]
『うん、お仕事頑張ってね』
tn[ありがとう。じゃ、また]
ﾂｰﾂｰ
スマートフォンからは繋がっていないことを示す音が流れている。
電話なんて仕事以外滅多にしないから、しっかりと会話出来ていただろうか？
em｢終わったみたいですね｣
『はい、ありがとうございました』
em｢あの、Aさんって…トントンさんのこと…す、好き、なんですか…？｣
『えっ？！』
突然エミさんの口から思いもよらない言葉が出てきた。
トンちのことを好きかどうか…
もちろん私の飼い主である人を嫌いなわけがない。
けど、この好きは恋愛的ではなく、友情的な好き…のはずだ。
『好きっちゃ好きですけど…likeの方の好き？みたいな感じです』
em｢なるほど…Ioveの方ではないんですね｣
『はい、皆さんのこともlikeの意味で好きですよ』
em｢なら、良かったですわ…｣
エミさんは一通り私の気持ちを聞くとほっとしたように肩を撫で下ろしていた。
やっぱり友達に恋人とか出来るの嫌なんかな？
em｢それじゃそろそろ行きますか｣
『はい！』
2時頃になり、私達は交流会という名の遊びの場へ向かうため、エミさんの家を出た。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
皆様、作者のいも犬Pと申す者です。
私、この春から新高校生としての生活を送っています。
つまりなんの事かと言いますと、非常にリアルが多忙ということです。
実際、帰ってきたら疲れですぐ眠気が襲ってきますし、学校ではスマートフォン使用禁止みたいな感じですので、書いている時間がとても少ないのです。
また待たせてしまうことになりますが、ご理解の程、よろしくお願いします。
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こうめ(プロフ) - 面白いですね！更新ゆっくり頑張っていってください！)^o^( (2020年7月25日 15時) (
レス) id: 27ff41a14a (このIDを非表示/違反報告)
みたら士(プロフ) - 個人的には、削除してほしくないなぁと。ですがまぁ一介の読者の意見ですので、作者さんの行動を指図する権利もなく……あくまで願望ですけれども。作者さんのお好きになさってください！読者はただ、それについていきますよ( ´ω` ) (2020年2月28日 21時) (レス) id: 88ea3ab685 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀(プロフ) - はつこめです。この話すごく好きなので、削除はしてほしくないです (2020年2月28日 7時) (レス) id: 83ce09a9f6 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 嫌です！嫌です！消さないでくだざい｡大好きなんです!オチがなくても、パッって思いついた時の短編みたいなのでも良いので、お願いしますぅぅぅ (2020年2月28日 2時) (レス) id: 1256071632 (このIDを非表示/違反報告)
タツ - 前回に引き続きとても面白いくて楽しませてもらっております、最新頑張って下さい！国民になった年は違うけど日にちが同じで嬉しいです (2019年6月16日 11時) (レス) id: a0fe21d126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いも犬P | 作成日時：2019年3月22日 1時
