見つからなかった ページ47
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ゴオォォン、ゴオォォ…ン
ハンター協会の飛行船が受験生を運ぶ。
窓外は今までの景観から一変し、高層ビルが建ち並ぶ街の中心部だ。
「これより会長が面談を行います。番号を呼ばれた方は、2階第１応接室までお越しください」
4次試験の合格者10名を乗せた飛行船に、面談を告げるアナウンスが響いた。
「ゴンよかったね合格して！」とあのヒソカのプレートを奪ったゴンの手を取って褒めていたAも、それに「うん！一応ね！」と少し不服そうにも喜ぶゴンも、「なんでお前らはそんなに元気なんだよ！うるせェ！」と2人の間に入ったレオリオも、そのアナウンスを聞いて首をかしげる。
「「『面談？(試験じゃなくて？)』」」
「ほっほっほ！いやな、最終試験前に参考にさせてもらおうと思っての」
応接室に通されたAは、ネテロの前に設えた座布団にストンと腰をおろし、告げられた前置きに少しだけ気を緩めた。
しかしそれもすぐに緊張することとなる。
「さてと、まず質問じゃが、お主、A＝ゾルティックで間違いないかの？」
『……違う質問をどうぞ』
「そんなへっぴな返しでかわそうとするでない。分かっておる。お主の念が以前と比べ弱いことも、本体が違うのもな」
『んぇマジかよおじいちゃん』
「お主不合格にされたいのか？」
『ごめんなさい』
おじいちゃんは禁句ワードだったらしい。
肩をすくめた私の前で、ネテロさんは湯気の立つお茶を一口啜った。
「お主が消えた後、わしらハンター協会の連中まで駆り出されお主を捜索した。けれど見つからなかった。おかしいとは思わんか。ハンター協会総出、ゾルティック家総出で探しても何一つ手掛かりすらない」
『まぁ…確かに。てかそんな大規模で探してたの！？』
「当たり前じゃ。お主の能力と才能は歴史上最強と言っても過言ではない。わしがやってもらいたいことを達成するまで死なせんし消えさせんよ」
『やってもらいたいこと…？』
ネテロさんは、今はその話は無しじゃ、と会話を断ち切る。
「そして不可解なことに、ハンター協会の者も数名、行方不明になっておる。この手口から、犯人は単独ではなく複数いるとこちらは判断した。そして、ハンター協会内にも潜んでいる」
『ふーん』
「興味なさげじゃの」
勿論。
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
