新聞って弱いよねって話 ページ3
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まぁそんなこんなで記憶が戻る前から陽キャ街道まっしぐらだった私は無事に性格までこんなんになってしまい、もう家族に合わせる顔がないです。
いや信じて？私がA=ゾルティックだった時はもっとこう…
『お母様お父様、おはようございます』
『ゴトー、お紅茶淹れていただける？あぁ、ミルクとお砂糖も付けといて』
『ミルキはほんとにはしたない…。もうちょっと痩せたらどうなの？今でも充分可愛いけども…』
『はぁぁぁぁキルもアルカもカルトも可愛い…天使か？天使なのか！？写真だけでこんな鼻血出ることある！？念使った！？』
＿一個淑女と程遠いなにかがあったけどそれを除けば完璧なお嬢様だよね。ね！？
まぁ言葉遣いが悪くなっただけで礼儀作法なんかは染みついちゃってるから黙ってれば私お嬢様。うん。
学校が終わり帰ってきた家のリビングで一人納得していれば、机の上に置いてあった新聞を発見した。
『いつもはその日のうちにお父さんの部屋に持ってかれてるのに…忘れてったのかな』
記憶が戻って初めて(ちょっと言い過ぎた)手にとった新聞に目を通すと、そこには"ハンター試験"と大きく書かれていた。
おぉ、久しぶりに見たな。
なんて呑気に読み進めていれば、次のページにはまたもや大きく"ゾルティック家"の文字が。
ドクンと心臓が高鳴る。
内容は、昨夜、日本のお偉いさんが暗殺されたとのことだった。
ゾル家の誰かが、日本に…？
その事実に、今まで必死に蓋をしていた、家族に会いたいという気持ちが溢れ出す。
そりゃあ私も、17年間お世話になっていたわけで。感情を溢れさせるなと言う方が難しい。
生憎私は単純なのだ。
くしゃりと握りつぶした新聞。それと同時にタイミングよくリビングの扉が空いた。
買い物帰りのお母さんの方を振り返り、満面の笑みを浮かべる。
『お母さん、私、この国出るわ！』
「は？あんた頭ぶつけた？…ってお父さんの新聞！！ぐっちゃぐちゃ通り越して破れてるから！？お父さん怒るよ！？」
『あ、やべ』
まぁ新聞はいいとして、そうと決まれば念を取得するぞー！
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
