使えないわけではない ページ19
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「それと、魂まで操作出来るとなると、A、またはゾルティックに相当恨みを持っていて、制約と契約で対Aorゾルティック用に作られた念だろうね♠」
『はぁぁぁ…マジか……』
そこまで厄介な念だと思っていなかった。
しかしつまり、まだ私が元の体に戻れる可能性がある、ということ。
正直愛の魔法瓶など使えないのだ。
項垂れる私に、憐みのような瞳を向けてくるヒソカは、トランシーバーか何かを取り出した。
「それにしても、Aの今の能力って……あぁ、イルミからだ」
『え"』
能力を聞かれたことに焦ったが、それよりもイルミだ。
イルミって、あの、私のイル兄？
ぴぴぴぴっ。
機械音が鳴るトランシーバーを、ヒソカは自身の耳にあてた。
［ヒソカ、そろそろ戻ってこいよ。どうやらもうすぐ二次会場につくみたいだぜ］
「OK、すぐ行く◆あと、ここに……」
『っ！！(やめて、言わないで！！！)』
やめろ！！いまイル兄なんかに会ったら…！！確実に殺される…！！
そんな私に分かった、というように頷いたヒソカ。
［なに？なんかあった？］
「…いや、なんでもないよ♦また後で♠」
プッ、と切られた連絡。
大きな息を吐けば、ヒソカが首をかしげた。
「なんでそんな嫌なんだい？♦」
『まぁ…色々……？』
「じゃ、僕らだけの秘密だ♥」
そう言ったヒソカは、あと少しでゴールだよ、なんて言って私の前を歩き出す。
あぁ、少し使ってみようか。
私は唯一の念能力を発動させた。
ヒソカの私への好感度は…
『っ！？いやいや、そんなはず…』
「なんだい？僕をじろじろ見て♦」
『あ、いやなんでも…』
そう、有り得ない。
ヒソカの好感度が95だなんて。
．
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
