オーラ量は多いはずなのに… ページ11
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キルと居るとすぐにボロが出そうなので、ちょっと離れることにする。
うぅっ…私の天使…。やっと会えたのに…。
泣きそうになるのを必死に堪え、キルに笑いかける。
『ごめんねキルア。ちょっと行くとこあるから…』
「え？……おぉ、分かった。またな！」
少し悲しそうな顔をしたキル。
うぅっ、そんな顔されると罪悪感が…。
でもそんな自分に鞭を打ち、キルから離れた。
『…あっ、ちょっと好感度も見とこう…かな…』
キルに表示されたゲージは
『10…』
あ、これ、ちょっと悲しいかも…。
一応家族な訳で。私はゾルティック家のことを愛しているし、体は神崎家だとしても思考はゾルティック家のままだと思っているし。
神崎という私への好感度だとは分かっているけど…。ね…。
むー、と頬を膨らませた私は、フードを深く被った。
そんな私にぶつかったのは、予想してなかった人物で。
『す、すみません！おけが……は……』
「おっと…大丈夫かい？お嬢さん♡」
ヒ……ソカ……！？
え、なんで！？なんでこいつ試験受けてんの！？そんな奴だったっけ！？
たらりと垂れた冷や汗は、恐怖からではなく焦り。
何を考えているか分からない目に見つめられると、ゾルティックだとバレてしまうんじゃないかと不安になる。
「あれ、キミ……♡」
『すみませんでした失礼します以後気をつけます』
舌舐めずりをしたヒソカに悪寒を感じ、回れ右をした私の腕を掴むヒソカ。
「キミ、名前は？♢」
『…A=神崎』
「うーん…嘘はついてなさそうだけど…♤」
念が、知人と似てるんだよね。それに名前も。
ニタリと笑って囁いた彼に、ぞわりと鳥肌が立つ。
え、まってまさか疑われてる？？え？？本人だって気がついてない感じ？？
おっっっとこれはまずいんじゃないか？？
「…ま、いいか♢今は解放してあげるよ♡弱そうだし♤」
『あ、ありがとうございました！！』
パッと腕を離したヒソカから、急いで逃げ出した。
キルは勘づいてたのに……って私がフード被ってるから！？！？失敗したー！！！！
てかそんなに私か弱く見える！？
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
