MIU404 紅一点6

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志摩「伊吹は危なっかしいけど
正しい奴で俺はアイツに正しいままで
居て欲しい。
Aも明るくて子供みたいな奴だけど
相手の事を1番に考えられて誰よりも
被害者に寄り添える。
だから綺麗なままでいて欲しい。
ああいう刑事が1人ずつ居たっていい。
それに助けられる人がきっと沢山いる。
捜査一課の刈谷に頼んでもいいな。手網をビシッと
握って伊吹を上手く使えるしAも上手くやるだろ
拓也さんが居たからな」

九重「志摩さんは？」

志摩「俺？俺は…まぁやろうと思えば他の仕事も
やれんじゃないの」

九重「つまり。刑事として正しくない事をしようと
してるんですか？」

志摩「誘導尋問！刑事らしくなったね。九ちゃん(ﾆｺｯ

九重「俺は嫌です。Aさんあんなで志摩さんまで居なくなったらどうすればいいんですか？」

志摩「どうもこうも警察庁に帰るんだから関係ない」

九重「関係ないなんて今更言われたくないです！！
『人には沢山のスイッチがあって良い方にも悪い方
にも行く！』そう言ったのは志摩さんですよ。
ルールに反する事はしない。単独行動も絶対に
無しですからね？」

志摩「……(九重みつめ)」

〜外〜

志摩「警察官として動くか･1人でやるか」

〜回想〜

志摩「拓也さんって相棒にイラつく事ないんですか？

拓也「おれ？ないかな？いや。ある！」

志摩「どんな時に？」

拓也「妹に色目使われた時？可愛いって頭撫でられて
妹が笑顔のとき？妹が…」

志摩「妹以外っすよ！(笑)」

拓也「妹以外でもある。無駄に人を見下す事
しかしない奴とか？」

志摩「俺の事言ってます？」

拓也「あはは笑 志摩の事じゃないけど
結局。俺も口だけなの。信じるって。
心底他人を信じるなんて出来ねぇよ。
妹を見ず知らずの人に預けるなんて職場が一緒の奴
でも無理だし、情けねぇマジで。嘘ばっかり。
でも嘘も方便って言うだろ？相棒だけはホントに
守りたい奴にだけは嫌われようと恨まれようと
嘘ついて命賭けて守るかな…大好きだからさ(ﾆｺｯ)」

志摩「嫌われようと恨まれようと…守るんですか？
自分の命賭けて？」

拓也「おぅ(ﾆｺｯ)志摩もそのうち分かる(ギュウ)」

志摩「わっ！！拓也さん暑いっす！抱きしめないで」

拓也「あはは笑 志摩大好きだぞー(ﾆｺｯ)」

志摩「伝わりました！」

〜現在〜

志摩「命懸けて守る？相棒は大好きだから…
拓也さん俺はどうしたらいいですか？わかんない。
(コイン投げ)下手くそ(盗聴器発見し)」

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