MIU404 紅一点6

瑠璃さん リクエスト ページ37

〜分駐所〜

伊吹「皆さん。出来たよー。伊吹特製のフォー」

志摩「お前さ、フォーが言いたいが為に作ってるだろ

伊吹「バレた？いやさ。なんか フォーって響きが
めちゃくちゃ好きなんだよね！こう解放される感じ？

志摩「知らねぇよ！」

九重「解放されませんけど…」

伊吹「2人とも分かってない！」

陣馬「とりあえず食うz…」

兄「すみません。失礼します」

志摩･伊吹「ん？」

陣馬「！？お、お前何してんだよ！」

兄「親父がこの前お世話になったからお礼に品を
持ってきたんだよ！あわよくばAにも会いに」

陣馬「あわよくば じゃねぇよ。恥ずかしい…」

伊吹「えっ！？陣馬さんの息子さん？」

志摩「はじめまして。陣馬さんにはいつもお世話に
なってます。志摩一未といいます」

九重「はじめまして。陣馬さんの相棒をしています。
九重世人と言います」

兄「あっ。貴方が九重さん？
その節は大変お世話になりありがとうございました」

九重「いえ。無事に行けてよかったです(ﾆｺｯ)」

伊吹「わぁ。はじめまして。志摩と相棒組んでる
伊吹藍 と言います！あっ。お茶どうぞ(ﾆｺｯ)」

兄「あっ。すみません！お構いなく」

陣馬「お前なぁ…わざわざ職場まで」

志摩「いい息子さんですね(ﾆｺｯ)」

兄「なぁ親父。Aは？」

志摩「Aなら部署が違うので居ませんよ？」

兄「！？(志摩を見る)へぇ…そうなんですね！」

志摩「？？(ｷｮﾄﾝ)」

陣馬「お前な。志摩にまで警戒するなよ。はぁ…」

兄「はっ？警戒してないです。ただ下の名前で呼ぶ
から余程仲が良いんだなぁと思っただけで。
違う部署なのに、そんな仲良くなれるのかなぁ？って
思っただけで？」

志摩「えっと…彼女ってフレンドリーじゃないですか
陣馬さんに似て毎日必ず挨拶して下さるし…」

伊吹「九ちゃん」

九重「なんですか？」

伊吹「陣馬さんの息子さんって志摩に嫉妬してる？」

九重「妹さんだし溺愛してるんでしょ」

伊吹「なるほど！俺も妹なら溺愛する(ﾆｺｯ)」

九重「伊吹さんの意見は聞いてませんよ？」

伊吹「九ちゃん冷たい」

九重「はぁ…」

陣馬「鉄。いい加減にしろよ…」

兄「！？…すみません」

志摩「いやいや。大丈夫です(ﾆｺｯ)」

兄「あっ。親父！」

陣馬「なんだよ！」

兄「最近。Aの行動が可笑しくてさ！」

陣馬「可笑しい？アイツが？」

兄「そう！やたら男物の事聞いてくんの！
彼氏いんのかな？だったら許さねぇんだけど！」

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