MIU404 紅一点6

その後 ページ33

Aナレ【あの日あの事件から
数ヶ月が経ち世間も穏やかな日常を
取り戻した。
私もお腹の子も無事に退院し
一未も伊吹と一緒に404として頑張って
市民の平和を守ってくれてます。
ただ未だに分からないのは…久住さんの行動だけ
あの日お兄ちゃんを知ってるって言って
近寄ってきて私を傍に置いときたかった理由だけは
未だに分からない。でも…悪い理由じゃないって
思ってる。少なくともお兄ちゃんと久住さんが
一緒に居た時間は良い時間だったって思うから】

〜自宅〜

志摩「A。そんな窓際に居たら身体冷えるぞ」

A「あっ。一未起きた？おはよう(ﾆｺｯ)」

志摩「おはよう。人の話聞いてたか？
身体冷やすな(パーカーかける)」

A「ふふっ。ちゃんと聞いてたよ！
一未パパは心配症ですね？(お腹に話しかけ)」

志摩「お前が心配かけるような行動をするからだ！」

A「ごめんなさい(ﾆｺｯ)」

志摩「A謝る気ないだろ」

A「謝る気はあるよ！ちゃんと(ﾆｺｯ)」

志摩「謝る気があるやつは自分から謝る気があるって
言わない。ふぁー。ねみぃ」

A「早く顔洗ってきて！
一未は今日も朝から仕事なんだから(ﾆｺｯ)」

志摩「ハイハイ(洗面所いき)」

A「よしっ！完璧(ﾆｺｯ)」

志摩「何作ってんの？(後ろから覗き)」

A「お弁当！
なんか伊吹くんがお弁当作ってほしいってメールが
あってね？ちょうど一未の分も作る予定だったし
良いかなぁ？って」

志摩「いやいや。伊吹の分まで要らないだろ。
何が良いかなぁ？だよ。はぁ…優しすぎんだよマジで

A「えっ！？ご、ごめん…」

志摩「謝らなくていいけどさぁ。はぁ俺だけの特権
だったのに」

A「でも！一未のはちゃんと伊吹くんとは違って
小さいメロンパン付きだから」

志摩「メロンパン付き…メロンパン…うん。
ありがとう」

A「あんまり嬉しそうじゃない…(ﾑｽｯ)」

志摩「いや。嬉しいけどメロンパンって子供じゃない
からさ(ｸｽｯ)」

A「あーあー。ハイハイ。どうせ私は子供ですぅ
(ﾑｽｯ)」

志摩「悪かったって。拗ねんなよ(ｸｽｯ)」

A「だってかずm！？んぅ…」

志摩「ﾁｭｯ…(キスし)機嫌直せよ(離れ)」

A「なっ！？か、一未のバカぁ///
早く仕事行って！」

志摩「わかった。そうだA」

A「なに？」

志摩「今日の検診気をつけてな？」

A「うん！一未も気を付けてね(ﾆｺｯ)」

志摩「んっ。行ってきます(ﾆｺｯ)

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す