MIU404 紅一点5

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麦「それが次第に脅しに変わって
1度気に入られた女は玩具になるしかないって。
逆らったら寒くて暗くて狭い所に
連れて行かれて帰って来られないって。
怖くなって警察に助けてって言っても
何も出来ないって言われて私の妄想だって
言われました。
信じてくれたのは桔梗さんと拓也さんだけでした」

〜成川宅〜
･･ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ･･

九重「息子さんで間違いありませんか？」

母「似てますね」

九重「よく見て下さい！」

陣馬「表の落書き。被害届は出されましたか？」

母「あの子が仕出かした事ですから。」

陣馬「学くんが虚偽の通報で警察の業務を妨害したのは事実です。ですが、ネットに実名を晒すのも犯罪なんです」
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九重「教えて下さい。学くんを見つけたいんです！
これ以上。罪を重ねないように。お願いします。
協力して下さい」

母「私の誕生日に電話がありました。久住って人にがよくしてくれてるから心配しないでと」

〜オフィス〜

成川「久住さん！前に言ってた投資の話って
どうなりました？3D CGの会社の株が買えて役員に
なれるって言う」

久住「まとまった金入るん？」

成川「500万」

久住「うわぁ！ごっついなぁ(笑)」

成川「エトリさん関連の仕事です」

久住「ふぅん。どんな？」

成川「人探しです。女の人」

久住「またか。もぅ病気やな」

成川「エトリさんって凄い人なんですよね」

久住「せやなぁ。
此処もエトリさんの物やしゲーム会社の投資の話も
大元はエトリさんの会社。
まぁ俺らのボス猿って所やな」

成川「すげぇ」

久住「なぁ。ナイトクローラーさん頑張っとるやん！

成川「でも。
この大草原って人が中々抜けないらしくて(指さし)」

久住「友達に頼んでみよか？」

成川「え？」

久住「さっきの話やけど。エトリさん怒らせたら
道頓堀に浮かぶで？」

成川「えっ？」

久住「あっ。でも此処…東京か。道頓堀ないわ。
OKやて。ちょっと見てみよ。大草原を……バンッ！

成川「えっ？すげぇ！すげぇ！」

久住「ナリくん。ちなみに女の人ってどんな人？」

成川「2人居て…ってどうしてですか？」

久住「えっ？なんでって…自分の彼女やったら嫌やし

成川「あぁ。えっと…この2人です(写真見せ)」

久住「エトリさん…何してくれてんねんな。
人の彼女に手出すんはアカンで」

成川「えっ？どっちの方が？」

久住「ん？こっち(ﾆｺｯ、Aを指さし)忠告のメール
ともぅ要らんかな(ﾎﾞｿｯ)」

成川「えっ！？ヤバっ！」

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