その先へ【降谷零】 (ページ21)

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Chapter ２１ページ21

パチッ

その効果音が一番しっくりくる目覚めのいい朝

『いい匂いがする、』

あれ、でもまって、ここどこ？見覚えないんだけどていうか昨日の記憶がない

とりあえず部屋から出てみよう

ドアノブに手をかけて開けようとしたらその前に誰かがドアをあけた

そこには
『ひっ！！』
素晴らしく怖い顔をした降谷さんがいた

「おはようA。よく眠れたか？ん？」

あ、もうこれわたし終わったな、せめておいしいご飯を食べてからがよかった、アーメン

「アーメンはやめろ、虫酸が走る」

そこかーーーい！！！

そーですね、あなたは嫌いですもんね！

「ったく、目が覚めていたなら早く出てこい。せっかくのご飯が冷めるだろう」

『！降谷さんの手作りですか！いただきます！！』

そこには、やはりさすがというべきクオリティの朝ごはんがあった

鮭の塩焼きとホカホカの炊きたてであろう白いご飯そしてお味噌のいい匂いがするお味噌汁

『おいしい～！！！さすが降谷さんですね！わたしのお嫁さんになりませんか！？決して後悔させませんよ！』

「バカなこと言ってないでさっさと食べろ」

食べ終わって準備ができたら登庁するぞ

悪魔の声が聞こえる

『登庁、？なぜ、わたし今日休みだった気がするんですが、』

「、至急決めなければならない事案が発生した」

まじかよ、今日はゴロゴロして寝る予定だったのに、まぁ仕方ないか、こーゆー仕事だし、いいもん

『じゃあ風見も呼んでおきますね、』

「いや、風見はいい、、熱が出たそうだからな、」

『そうですか、分かりました』

風見が熱出すなんて、珍しいな