Chapter 17 ページ17
あの後自分のデスクに戻ると半分空けたはずのスペースが埋まっているではないか
何これ、どういうことですか、?
『風見!!?なんか紙増えてるんですけど!!?』
「先ほど降谷さんが来られて、Aさんにこれ頼むって伝えておいてくれと、言付かりました」
うっそでしょ!!?なにこの量、定時どころか今日中に終わらないんですけど!!
あの鬼め〜〜〜!!!
こうなったら絶対終わらす意地でもやってやる
『風見、これ終わらせるから、飲みに行くよ』
この時のAさんの顔はまるで般若のようでしたby風見
一心不乱にペンを動かすこと数時間
『おわったぁぁぁあああ!!!!!』
え!すごくない!?あんな!バカみたいにあった紙の束を!処理したんだよ!!やっぱ私やればできるんだわ
『よし!風見!さくっと行こう!!』
バッと風見を見ると、なんとこいつまだ終わらせてない。そこにはポカーンとこっちをみている部下数名
『いや、私より量少なかったのになんでまだ終わってないの?』
「すいません、終わると思わなかったので、すぐに終わらせます!」
『ったく、しょうがないな、ほらちょっとこっちに頂戴!2人でやった方が早いでしょ』
幸い残っていたのは簡単なものが10枚程だったので1時間もしないうちに終わらせ、無事に風見を連れて居酒屋へ!
どんだけ飲みたいんだよって感じだよね、気にしません
ーーーーーー
2人が帰った後の公安で
「Aさんって美人でスタイルよくて仕事もできて、あげくに部下思い!俺、Aさんの部下になれて幸せだ、!」
「そうだよな、俺それだけで生きててよかったって思えるもん」
そして2人で顔を見合わせたかと思えば、鬼の形相で
「「風見、許さん、!」」
風見、寒気で震えるのだった
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作者名:きなこ | 作成日時:2018年7月16日 22時