その先へ【降谷零】 (ページ16)

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Chapter １６ページ16

後日風見から無事に降谷さんが毛利さんに弟子入りしてポアロのバイトも受かったという報告を受けた

ほんとにあの人どんだけ仕事したら気がすむの？

公安のゼロに組織のバーボンにポアロで安室さん

トリプルフェイスとか、睡眠時間ちゃんとあるんだろうか
ちなみに私は7時間は絶対寝たい(無理)

まぁ、どーせ書類仕事は私に回ってくるし？私の仕事が増えることなんて今更だし？やってやろーじゃありませんか！！！！

くっそ、後で風見連れて飲みに行こうそうしようやけ酒だ

『かざみーい今日仕事終わったら飲みに行こう！しょうがない上司が奢ってあげる！』

「本当ですか、じゃあ、お言葉に甘えます」

よし！じゃあがんばろ！

机が書類で埋まってるけど終わらせるもんね！

やっと机が半分見えてきて、5時で全て終わるかどうかってときに

「Aさん！裏理事官がお呼びです！」

うげ、まじで、まさかのお呼びだしぃ、

面倒とか言ってられない、あとが怖いから

しかし、裏理事官に呼び出されるとか久しぶりだな

また何かあったんですかね

ーーーーーコンコン

『失礼します。Aです。』

「どうぞ」

相変わらず重々しい空気だな、ちょっと苦手

「急に呼び出してすまない。最近君からの報告を直接聞いてなかったからな。うまくやってるか？」

『…えぇ、抜かりありません。心配はご無用です』

「そうか、まぁ君には彼と同じく期待しているからな上手くやってもらわないとこちらが困る」

『これ以上あの人に負担がいかないように頑張りますよ。どちらもね』

「そのいきでたのむよ」

『…はい。では失礼します』

裏理事官室のドアをしめ、息を吐く

うまくやってはいるつもりだけどね、あの人鋭いからなぁ、誤魔化すので精一杯だよ

そう心の中でため息をついた

私は、なにがなんでもやりきらなきゃいけない

ーーーー例えそれで誰かを傷つけたとしても