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誰にも使われていない空き教室。そこには、自由部という部に属する3人組が活動している。
『うわー、こいつうざ』
そう言いゲーミングPCを睨んでいるのは葵木玲衣、自由部の部員の一人。趣味はゲーム、スマホで自由部では殆どの時間、スマホかゲーミングPCをいじっている。
瓏「玲衣どうしたん?煽られた?」
『なんかチーターがくそ煽ってくる。くそうざい。ろんか雷助けろ』
雷もとい朱山菊 雷華は玲衣にいきなり名前を出されて玲衣の方を見る。普通ならいきなり助けろなんて言われたら、無理とか笑いながら言うんだろうが雷華は少し玲衣の方を見て、またすぐに視線を戻す。似たような会話は今までに何回もしてきているから、構う必要はないとみなしたのだろう。雷華と同じように瓏も玲衣から視線を逸らした。2人が玲衣から視線を外すと玲衣は再びゲーミングPCに目線を合わせた。
雷華と瓏は部室の机で好物であるコーヒーゼリーとチーかまを食べて、玲衣は部室に持ち込んだゲーミングPCでゲームをする。自由部は部活内容は決まっていない。ただ部員が好きな事を好きなようにするだけの部活だ。
こんな自由な部活、誰もが入りたがるだろが自由部の部員は現在、玲衣、雷華、瓏の3人だけだ。なぜこんなに部員が少ないかというと非公式の部活だからだ。この部活は現在の部員3人が生徒会に申請を出したが、ふざけていると許可されず非公式の部活として勝手に活動しているのだ。その他にも理由はある、この3人は入学当初、1つ上の先輩に喧嘩を売られた際にボコボコに負かしてやろうと喧嘩したのだ。それが直ぐに先生の目に留まり問題児と学校内では有名だ。その為、雷華の左頬にはガーゼが貼られている。
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作者名:moka x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bokuno/
作成日時:2022年3月20日 20時