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中『はいはい。…あっ、そういえばコート持ってきたけどこれでいい?伊野ちゃんに似合うと思うんだ。』
自己嫌悪に陥りながらも、それを悟られないように必死に言葉が途切れないようにする俺。
伊「あー…忘れてた!俺の目的はそれだったね。」
中『忘れちゃってたの?(笑)』
伊「なんか普通にゆーとの家に遊びにきた感じ(笑)」
中『ふふっ、別に良いんだけどね。』
伊「さすがゆーと、コートもオシャレだね!似合うかな?」
中『うん、凄く似合ってるよ。』
伊野ちゃんは俺が渡したコートを着て見せてくれた。伊野ちゃんのフワフワな笑顔に少し安心しつつも、俺はどんどんテンションが下がっていった。
伊「…ゆーと、今度ご飯行こう。」
中『え?』
伊「コート貸してくれたお礼させて?」
中『そんな、…悪いよ。』
なんで?俺のこと嫌いにならないの?
酷いことを言ってしまった俺をご飯に誘う伊野ちゃんの心理が分からない。
伊野ちゃんとご飯だなんて凄く嬉しいはずなのに怖くて素直に「うん」と言えない。
伊「なんで?それに俺は久しぶりにゆーととご飯行きたい。」
中『…』
伊「ダメ?」
中『…ダメ、じゃない。』
伊「良かったぁ。」
そんな可愛い顔で顔を傾けられたら断れるわけがないでしょ?
伊「じゃあ、今日は遅いから帰るね。また今度予定合わせよう。」
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ゆっけ(プロフ) - ひよりさん» コメントありがとうございます。今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。ひよりさんのことはもちろん忘れてません。次回も頑張って作品をアップ出来るよう頑張ります! (2017年6月15日 23時) (レス) id: 1a8d39f2fe (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - 完結、おめでとうございます! (さぼてんの種です。覚えてらっしゃいますかね?) ゆといの、優しくてちょっとだけ切なくて、とても良い話だと思いました!! 新作も、ぜひ読ませていただきます!! (2017年6月15日 18時) (レス) id: d54ba546c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっけ(プロフ) - れいらさん» 混乱しちゃいました。裕翔くんのセリフですね…。 (2017年5月24日 23時) (レス) id: 1a8d39f2fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆっけ(プロフ) - れいらさん、コメントありがとうございます!伊野尾くんのセリフです。すぐ直します。教えてくださってありがとうございました! (2017年5月24日 21時) (レス) id: 1a8d39f2fe (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - えっと、最後の伊野尾君のセリフが、本当は裕翔君のセリフなんじゃないかと、、、違ってたらごめんなさい!! (2017年5月24日 21時) (レス) id: a0828b3426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっけ | 作成日時:2017年4月8日 1時