影の中の光2【影山飛雄】 (ページ50)

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50.未来へページ50

それから3ヶ月経ち

私はスタッフとして研磨の元で働きながら大学に通っている

研磨「絶対に大学第一だから」

と言ってくれて、気遣ってもらってる

そんな私のやることは

撮影の準備

2Pが必要なゲームのもう1人

買い出し

本当に裏方で、表には出させないようにしてくれている

だから生配信の準備はしなくていいと言われる

本当に恵まれていると思う

こまめに

研磨「勉強に支障出てない？」

と、聞かれる

『いや！本当に！大丈夫ですッ！！！』

って感じです

お給料も滅茶苦茶良いし

天職ですね

あの時烏野の排球部に入っていなければ...

飛雄の傍にいなければ

飛雄を好きになっていなければ

こんなに...

こんなに幸せにはなれなかった

のかな

研磨「A年越しのやつ誰誘った？」

『ごめん全然誘えてない！急がないとだよね...』

研磨「分かった、じゃあ俺が誘っておくよ」

『ありがとう』

幸せだよ

でも、一歩手前

当たり前か

好きな人と一緒にいれないから

大人の私へ

今、あなたは彼の隣に立てていますか？

これは物理的に

同じ家で、忙しくても2人の時間は作れていますか？

籍と結婚式はいつですか？

新しい命の誕生の予定はありますか？

影の中の光_将来編【影山飛雄】