14.互いに想い合う ページ14
ー影山飛雄視点ー
12月半ば
になって最近Aの様子がおかしい
バイトが前よりも遅くなったり
なんか避けられてる気がする
周りのやつに聞いても知らねえって言うし
そうこうしてる間に12月後半じゃねえか
飛雄「はぁ」
『どうしたの?せっかく明日は休みだっていうのに』
明日どっか誘ってみるか
飛雄「明日どっか行くか?」
『え?!ダメダメ!明日は絶対ダメ!』
はぁ?なんだよ...折角誘ってやったのに
飛雄「はぁ...もう12時前だし、寝る」
『ダメ!あと5分待って』
飛雄「はぁ?!いい加減にしろ!なんなんだよお前!」
『え?どうしたの...?急に』
飛雄「急だと?こっちは12月半ばからだ!」
『え...』
飛雄「バイトの時間遅くしたり!避けたりして!俺の事...嫌いなんだろ...」
『え...違う...よ』
『好き...だから』
飛雄「は?」
『ちょっと待ってて、よかった時間丁度だ』
時計の針がカチンと鳴ると同時にAは言った
『誕生日...おめでとう』
『これ...』
飛雄「これって...」
『ペアの...服///本当はバレーグッズとかの方が良かったんだろうけど分からなくて...』
『でも、自分で選びたかったから///』
飛雄「...!」
『それと明日...ていうか今日は私が飛雄をエスコートするの、!』
飛雄「それでっ...」
『お店とかスポットとか下見してたら、帰るの遅くなっちゃって...ごめんね』
飛雄「っごめん!知ってたら、あんなこと言わなかったのに...いやこれは、言い訳だ」
飛雄「本当ごめん!!」
俺はなんてことしたんだ畜生ッ
『じゃあ2つ言うこと聞いて...?』
飛雄「2つでいいのか?」
『うん...1つ目、仲直りの...キスして///』
何回でも...してやる
チュッ
『2つ目、明日この服着て行こ?』
飛雄「ああ...当然」
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作者名:ルナ | 作成日時:2022年4月19日 15時