彼女の様子がおかしい ページ45
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やあ、Good Looking Guy こと五条悟でーす!
ご存知の通り僕には、それはそれはとても可愛い年下彼女がいるんだけどね!
いや〜そのエンジェルちゃんの様子がどうも最近おかしくてね〜
例えば、お風呂上がりなんだけど───…
前は、
【後ちょっとで着終わるから待って!】
だったんだけど、
今はね
【ねえ悟くーん、ホック留めてくれなーい?】
ね?全然違うでしょ?
初めて言われた時なんて、サトコびっくりし過ぎて持ってたカップ落としそうになっちゃったのよ〜
胸だけにね!
....ゴホンっ!!まあそんな感じで様子がおかしい訳。
って話してたらほーら言わんこっちゃない。
「A、また下着姿?」
『だめ?』
「だめじゃないけど」
僕の目のやり場に困るだけなんだけどね〜、後
「もうちょっと危機感持たないと」
『こんな格好するの悟くんの前だけだも〜ん、野薔薇ちゃんの前だってしないし』
やだ、嬉しいじゃないのちょっと♡
「でもさ、もしその悟くんに襲われても...文句言えないんじゃない?」
『そうだね...でも、文句なんて言うつもりないし大丈夫かな』
その瞬間僕の目の前には、誰かに押し倒されているAが写った。
勿論押し倒しているのは僕だ。
「本気で言ってるの」
『嘘でこんなこと言えない』
あー···。
「止めてって言っても、無理だよ?」
情けないことなのは分かってる、でもそれは僕だって本気だから。本気でAが好きだから。
『分かってるし言わないよ、もし言ったら嘘だから。気にしないでくれると有難い』
なんかAの方が大人っぽい。
「じゃあ遠慮なく」
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何気に初のごじょせん目線。
って、ごじょせん封印されちゃったよ。
あ、五年前か。
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作者名:ルナ | 作成日時:2023年8月22日 2時