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中也「独りだったのは俺も同じだろ?」
『そう...自分の事を知らない者が、絶望にいる子供を掬い出したの。優しい心を持った者じゃないと出来ないよ。』
中也「俺は優しい人間ってか?」
『勿論。優しくて強くて格好良くて熱くて、仲間想いで努力家で素直で、感謝と謝罪がしっかり出来て笑顔が素敵で、聞き上手に褒め上手で甘やかし上手「おいおい流石に多過ぎだろ」否、まだまだ』
中也「そうか?...ま、ありがとな」
照れ臭いながらも感謝を伝え、素直に嬉しく思っている。
中也「(どっかの芥川信者とタメ張れるぞ)」
『ずっと一緒に居てきたと思ったのにまだまだ新しい一面が見えてきて、面白いんだ〜』
中也「それなら俺もあるぞ?
料理上手で他人思い、甘え上手で窮地な時ほど冷静だろ?周りをよく見てるから気配り上手で、後は意外と盛り上げ上手か?」
『...ありがと』
中也「おらおら素直で可愛いぞー」
両頬を軽く押したり引っ張ったりを繰り返し、Aに追い討ちを仕掛ける。
『痛いー、私もやる』
中也「やりやがったなー」
頬を引っ張り合っていると、ふと目がかち合う。其の侭一、二秒が経過し、何方からともなく笑い声が零れる。
『うふふ、あははははっ...』
中也「あはははっ...」
中也「大分元気になったじゃねえか」
笑い声が残りながらも、聞き取れる程に言葉を紡ぐ。
『そうだね...中也と話してたら、元気になってきた』
中也「服着るか?」
『んーん。まだ汗はかいてるから治ってない』
中也「そうか。出前、もう直ぐ着くらしいぜ」
『判った。あーお腹空いた』
-------------キリトリセン--------------
リアルに風邪ひきましたw
小説が現実世界に浸透してきてるw
でも元気なので風邪ひいてないです(?)
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作者名:ルナ | 作成日時:2023年5月14日 21時