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林檎の花 ページ25

...



澁澤龍彦は中島敦、泉鏡花、芥川龍之介の三名の手により消滅した。


戦いは終わったのだ。




芥川は太宰を探して、二人から離れた。


中也「....太宰のポンツクなら無事だぞ。」


其れを聞いて、芥川は一礼し中也の前から去ろうとすると、


中也「おい...肩貸せや。」


芥川は云われるが侭、中也に肩を貸し二人で歩き出した。


中也「済まねえが、此の辺『中也ー!』っ!」


中也「A!!!」


『中也!!芥川君!』


中也の上着を持ったAは、筋斗雲に乗って二人に近付く。


『中也!!私っ...死ぬかと思ったよぉ!!』


上半身だけ中也に抱き着く。


中也「っ.........」


痛いながらも確りAの事を受け止めて、がっちりと抱き締める。


『あ、ご免』


中也「...まあ、無事で良か」


上着を受け取ると、Aの隠れていた足が露になる。


中也「Aお前っ...!其の足!」


中也はAが筋斗雲に乗ってるのは瓦礫が多くて歩けないからだと思っていた。


『あはは...潰れちゃったみたい。』


Aの足は両方共に瓦礫で潰れていた。血が出てない分、傷や青痣、損傷が目立っていた。


『正直云って死ぬ程痛い。...最早、痛過ぎて感覚が無い』


中也「...莫迦野郎が!」


『野郎じゃないんですけど!!』


中也「莫迦は否定しないんだな莫迦子が!」


『そう云う事じゃないんですぅ!大人の癖に察する事も出来ないのか!あ、其の身長は子供か』


中也「何だと手前!!俺よりチビの癖に身長に口出しすんじゃねェ!!」


『私は女の子だよ?!!って云うか中也も一人じゃ立てない位の重症じゃないんですか!!』


中也「ああ!?其れはなあ!!...手前の事の方が...........」


『...私だって!!!中也の事の方が...........』


芥川「ゲホッゴホッ...........。」


「『あ............。


済みませんでした。』」




数時間後──────。



『与謝野さぁ〜ん!!足治してくださぁ〜い!!!』


与謝野「おやおや仕方無いねェ〜」





DEAD APPLE 終幕。





-------------キリトリセン--------------


勢いで書いてたら終わっちゃいました!!

実は全編一日で書いちゃいました!

短かったかな..。

あ、めっちゃサブタイトル拘りました!!!

見返して欲しいくらいです!



処で、皆さん。林檎の花言葉はご存知ですか?

番外編、良い夢を。→←愛の力



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作者名:ルナ | 作成日時:2023年5月14日 21時

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