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...



『ちゅ...や...』


中也「(此れが操られてる状態か...Aだけが...)」


『ちゅ...や...私を殺し...て...!』


男「素晴らしい!操られてる被験者は声も操られると云うのに...此の精神力!!唯の子供ではないようですね!」


中也「生憎、此奴は手前と同じ異能力者なんでな!」


男「成る程成る程!」


男を蚊帳の外に、Aは俺に攻撃を仕掛ける。


『ああああ!!!』


羽織っていた、上着の裾に液体がかかる。


中也「硫酸か...此れは俺でも操れねえな」


銃弾と違って、硫酸は重力関係無しに攻撃を与えられる。そうなればお手上げだ。


中也「一つ聞く」


男「何です?」


Aの攻撃をかわしながら男に質問をした。


中也「如何やってAだけ操ってる」


男「...まあ貴方にはお教えしましょう。私の能力は人を操る能力ではないという事です。」


中也「...莫迦な!」


男「私の異能力は血です、人体内の全てを駆け巡る血を操作しているに過ぎないのです。然し操る血を採取しないと出来ないのですが。」


中也「成る程な」


中也「(つまり、Aと類似の異能力か。其れも血に特化した。)」


男「しかも!一度操った人間は私には止めることが出来ない!死ぬ迄私の傀儡人形と化す!あははははは!」


中也「ちぇっ...手は一つって訳か。」


男「あぇ?.......ゴホッ!!...。」


腕に死なない程度の重力をかけ、鳩尾に一発ぶち込み男を気絶させた。


予想通り、男が意識不明になると、操作されていたAも電池を失った機械人形のように停止した。


中也「矢っ張りな。さて、お楽しみは此れからだぜ?」


暫く男をサンドバックにし、眠ったAを拠点に持って帰った。



____現在。



中也「後は手前の予見通りだよ」


太宰「成る程ね。マフィアとしても目的の男を排除出来て万々歳だろうけど...私の手伝いあってこそだ。」


中也「...糞!」


太宰「借りが一つ出来たね、中也。

あ!マフィアにも黙っておかないとイケナイんだったー!」


中也「ああん!?」


太宰「一つじゃなくて二つだね〜!」



男を殴った回数が中也のAへの愛の重さだ。




-------------キリトリセン--------------

あれ?!なんかめっちゃ伸びてる!!!

超超超超嬉しいです!ありがとうございます!


デトアプ、見ながら書き始めます!

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作者名:ルナ | 作成日時:2023年5月14日 21時

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