検索窓
今日:12 hit、昨日:18 hit、合計:13,639 hit

はーと4 ページ9

.






今までご覧頂いた通り伊東Aという生き物は、彼氏の菊池風磨に絶対に甘えない。ちょいちょい流されるが自分の意思に反している為、自ら甘えている訳ではない。





しかし、そんなAですら決定的に甘えている瞬間がある。







「...かーわい」




寝ている間、人間はどうしても無防備になってしまう。信頼し切っている人間と一緒なら余計に。






「...んふふ」




思わず笑みが零れてしまう程、無防備な笑顔に虜になってしまう。






Aは何故か、布団の温もりよりも人間の温もりに吸い寄せられるようで、寝る前は数センチあった距離が、朝にはゼロ距離に。






「これは自慢したい」




普通は自慢される側のアイドルが自慢する側に回るほど。どっちも自慢したらあかんが。








我慢できなくなった風磨は、指でAの頬を突き始めた。




「あー.....」




心の声がどうしても漏れるようで。





「(さいっこうに癒される。天に召されちゃうよ)」




「ふにふに、もちもち、さらさら」




Aの頬に虜になり、調子に乗ってその後も触り続ける。






(なん)




組長のような野太い声のAが目を覚ました。寝起きは声が変わる体質らしい。




「すんません。」




『寝てるからって人の体を好き勝手に…』



そう言って寝ぼけてるのか風磨の胴に跨り始めた。




「お姉さん…何を?」




『んふふ···今日がお休みなことを後悔するがいい』




そう言ってそのまま風磨の上でうつ伏せで寝転び、動けないようにした。




『どおー?』




「(寧ろご褒美ですっ!!ありがとうございますっ!!!!)」




そのまま二度寝する2人だった。

はーと5→←番外編(?)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
160人がお気に入り
設定タグ:菊池風磨 , SexyZone
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あんゆ(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます☺️ (2月10日 14時) (レス) id: aac5c9b4f6 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - あんゆさん» 逆に良いんですか!?よろしくお願い致します!!! (2月10日 14時) (レス) id: c7332406b2 (このIDを非表示/違反報告)
あんゆ(プロフ) - 初めまして!この作品凄く求めてた作品すぎて大好きです!!もし良かったら自分の作品で紹介してもよろしいでしょうか? (2月10日 13時) (レス) id: aac5c9b4f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルナ | 作成日時:2024年2月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。